今度は先ほどのメンバーに加えて、観月ありさの夫役を演じた谷原章介、そして不妊治療に通う主婦を演じた伊藤かずえも登壇。

映画とはまったく雰囲気が違う(というかこっちが本来の谷原)

撮影中、斉藤との出産トークが盛り上がったという伊藤

映画の役どころとは違って、髪型がいつも通りの爽やかカットに戻っていた谷原は、今回で3回目となる観月との共演について、「1回目の共演では元カレの役、2回目はこれから付き合うんだろうなという役、そして今回でやっと成就しまして感無量でした(笑)」と笑いを交えて語り、伊藤は「実際には7歳の娘がいるのですが、一緒にこの映画を見て、『ママ赤ちゃん産んで』って言われて第2子が欲しくなったのでがんばっている最中です! 42歳という年齢もあるので生まれたら奇跡かなと思いますが、あきらめずにがんばろうという勇気をもらえる映画でした」とニッコリ。彼女同様、本作に勇気づけられる女性が増えるといいですね。

そして女性だらけの俳優陣に囲まれてまんざらでもなさそうだった両沢監督。「分娩室の中で奮闘する女性たちと、それを見守る男性たちを描くことで、お客さんにも出産の疑似体験をしていただきたいという思いで作りました。撮影の前にリハーサルをやったのですが、同窓会みたいな雰囲気で、俳優さん同士が探り合う時間がなくてもすっと芝居に入れて、監督としては非常に楽しい現場でしたね」というコメントから、気心知れた仲間たちとの和気あいあいとした現場の雰囲気が伝わってきました。

キャストたちの挨拶の後、ここでもサプライズな出来事が……。

少子化担当大臣であり、ご自身も現在妊娠中である小渕優子衆議院議員が登場。観月に花束を贈呈すると、会場は大盛り上がり!

まさかのサプライズゲスト!

「大臣室で内緒で見ました(笑)」とカミングアウトした小渕大臣

「少子化担当大臣として女性が出産しやすい環境を作っていきたいと思っているところですが、問題は山積していて頭を悩ませています。そのときにこの映画に出会って、半年後に控えた出産が楽しみになりました」と小渕大臣も映画を絶賛。少子化問題解決への意欲を示しました。

少子化問題解決の第一歩?

『BABY BABY BABY!』は5月23日より全国ロードショーです。