プレゼントにピッタリなチョコレート

さらに、今春は新たに3店舗がオープンし、中でも注目は関東初出店となるのがイタリアの老舗チョコレートショップ「カファレル」(4月7日オープン)。こちらは、ヨーロッパ各国の皇室や貴族御用達チョコレートとして愛されてきたというブランドだ。キノコやてんとう虫などをイメージしたキュートなデザインや、カラフルな色使いが特徴となっている。

イタリア発の老舗チョコレートショップ「カファレル」

他の2店舗は、四季折々の旬の食材を使った和惣菜のテイクアウトショップ「いとはん」(4月15日オープン)や、人気のヘルシー惣菜店「RF1」(3月12日オープン)となっている。鉄道会館常務取締役開発営業本部長・大津義弘さんは、「新たに3店舗を投入することでGRANSTAの魅力をさらに高めていきたい」と意気込む。

発表会の後半では、前述のランキングで発表されたお弁当とスイーツ、新店舗のメニューなどが展示され、試食も実施された。さらにペシャルゲストとして、"酢ムリエ"の内堀光康さんや女性に人気の菓子研究家いがらしろみさんが登場した。

ビールで割って飲むビネガー

、"酢ムリエ"の内堀光康さんによる、シャンパンならぬビネガー入りビールタワー

内堀醸造の常務取締役でもある内堀さんは、GRANSTAの酢専門スタンド・カフェ「飲む酢エキスプレ・ス・東京」のデザートビネガーをPR。中でも夏場に向けてのおすすめ商品として、「ビール割り用ビネガー」(525円 / 60ml)を紹介した。同商品は、ローズヒップやグレープフルーツ、オレンジなどのビネガーでできていて、このビネガー20ccをビール180ccで割ると、ヘルシーで爽やかな味わいのビールへと変身する。

会場には巨大なカクテルグラスツリーも用意され、堀内さんがこの"ビネガー入りビール"を上方から美しく注いだ。グラスが次々とビネガービールで満たされていく光景は結婚式さながらで、参加者からは感動の拍手が沸き起こった。

ピンクにライトアップされたカクテルグラスツリー。すべてのグラスが満たされると参加者からは歓声がわき上がった。

"東京の玄関口"として、東京駅の利用者はゴールデンウィーク時に1つのピークを迎える。エキナカ商業施設の注目が高まる中、GRANSTAは東京を代表するエキナカの1つとして、ますます精彩を放っていくだろう。目下のところ、ゴールデンウィークに向けて各店が趣向を凝らしている真っ最中だ。