付属品にもゲーミングPCとしてのこだわりが感じされる。まず、マウスにはロジクールのゲーマー向けとして最上位モデルとなる「G9x Laser Mouse」を付属。ゲームのシーンに応じて200~5000dpiの間で解像度をシームレスに変更可能なことに加え、ユーザーの好みの握り心地を追求するため2種類のグリップが付いている。さらに、重量の調整もできるという逸品だ。

そして、キーボードには同じくロジクールの「G15 Gaming Keyboard」を採用。複雑なゲームの操作を「マクロ」として登録し、ワンタッチで実行できるのをはじめ、搭載されている液晶でCPUやメモリの使用状況も確認可能とゲームを快適にする機能がてんこ盛りだ。

マウスとキーボードはコストダウンのため、安っぽいものを採用するメーカーも多いなか、ハイレベルな入力環境が最初から整っているのは、さすがの一言。あえて贅沢をいうなら、滑りのいいマウスパッドがほしいところか。

マウスはロジクールの「G9x Laser Mouse」。高性能なゲーマー向けマウスだ

キーボードも同じくロジクールのゲーマー向けモデル「G15 Gaming Keyboard」。マクロの登録など豊富な機能を持っている

高いベンチ結果に加えてさらに増設可能な余地も

ここでは、各種ベンチマークソフトを使って性能をチェックする。Core i7にGeForce GTS 150のSLI構成ということもあって、現在最高峰とはいかないまでも、3DMark06で14000オーバーとほとんどの3Dゲームを快適に遊べるといっていいスコアを叩き出している。3Dゲームは30fpsが快適にプレイできる目安といわれるが、美しい描画を誇るゲーム「ロストプラネット」のベンチマークでもSnowが124.4fpsとはるかに高いスコアを出した。

さらにポイントは、本機はGeForceを3枚挿して性能を向上させる「3-way SLI」やRADEONを複数枚接続して性能をアップさせる「CrossFire」を実現するための付属品(ブリッジコネクタ)も標準で用意されていること。電源ユニットは1,000Wと大出力のタイプを採用しており、ユーザーが性能の限界を狙ってグラフィックボードを増設できる余裕を持っている。

PCMark05 PCMark 10839
CPU 9601
Memory 8184
Graphics 18123
HDD 6844
3DMark06 3Mark Score 14633
SM2.0 Score 6052
HDR/SM3.0 Score 5954
CPU Score 5128
ロストプラネット Snow 124.4
Cave 139.9
銀河英雄伝説 Score 5793
Vana'diel Bench 3(FF11) High 8972
Low 10839