Folder Size for Windowsを使ってみる

インストールを終了すると、ドライブやフォルダを[表示]メニューの[詳細]クリックで詳細される[詳細表示の設定]の項目に[フォルダサイズ]、[子孫ファイル]、[子孫フォルダ]、[すべての子孫]が表示されるようになるので、これにチェックを入れる(図8)。

図8 インストールが完了するとフォルダの[詳細表示の設定]の項目にフォルダサイズなどがあらたに追加

すると図9のようにフォルダの情報が追加で表示させることができる。フォルダサイズはフォルダ内のサイズ容量、子孫ファイルはサブフォルダ以降すべてのファイル数、子孫フォルダはサブフォルダ以降のすべてのフォルダ数、すべての子孫は2つを合わせた数となる。

図9 フォルダを表示させるとインストール前にくらべて情報量が格段に増加する。なお、フォルダの表示形式は[詳細]にしておく必要がある

コントロールパネルには、Folder Size for Windowsの設定が追加されており(図10)、ここで設定をおこなう。[表示]では、サイズ表示の形式やDrive typesの設定、[サービス]では、Folder Size for Windowsの開始、停止などの設定が可能となる(図11)。

図10 コントロールパネルにはFolder Size for Windowsのアイコンが追加されている

図11 Folder Size for Windowsの設定画面。サービスでの起動となる。表示形式なども設定可能

一気にPCのフォルダを整理するには、やはりWindowsのスタートメニューを右クリックで[エクスプローラー]を起動し、フォルダを階層ごとに見ていくのが便利だろう。

子孫ファイルが比較的少ないにもかかわらず、膨大な容量を占めているフォルダがあると、把握していないムダなファイルを発見することも(図12)。

図12 フォルダのサイズが表示されるとムダに大量なフォルダも発見しやすい

筆者の場合、フリーソフトのログファイルで驚異的なムダが発見されたので、即座に削除(図13)。Folder Size for Windowsをインストールしなければ、いつまでこのムダなファイルを放置していたかはわからない。

図13 フリーソフトのlogファイルがこんなにも占めていた