ハードディスクの容量は多ければ多いほど良いのは当然だ。コントロールパネルからアプリケーションの追加と削除を選択し、使ってないフリーソフトを削除。しかし、思ったほど空き容量が増えない。そんな場合は、使っているハードディスクの中のファイルやフォルダを今一度確認してみるのもよい。画像ファイルや映像ファイル、業務利用/プライベート利用を問わず、いつのまにかハードディスクの容量を占有する代表格に不要ファイルのかたまりの存在がある。
ファイルのサイズはWindowsのエクスプローラーでの表示やフォルダの中身を表示させたときに計算できるので、簡単に容量の多いファイルを探し出し、削除することはできる。しかしフォルダ自体の中身の容量は右クリックでプロパティを表示させるなどわずらわしい操作が必要だ。長い間、同じPCを使用していると、把握していない無数のフォルダがいたるところに出てくる。にもかかわらず、フォルダのサイズ容量を簡単に計算できないがために存在に気づかれない大容量のフォルダ。そんなフォルダを探し出して、削除するにはオープンソースの「Folder Size for Windows」が役立つ。
フォルダのサイズを表示させると無駄なファイルも把握しやすい |
オープンソースの「Folder Size for Windows」をインストールするとエクスプローラーや詳細表示画面においてフォルダ単位で表示してくれる。インストールしてみないとその重要性を体感できないかもしれないので、ここで紹介してみよう。Windows 2000 / XPに対応する。
注意:本稿では、ソフトウェアのインストールを行っていますが、ソフトウェアの利用は使用者の責任で行ってください。
Folder Size for Windowsの概要とインストール
Folder Size for Windowsをインストールするには、SOURCEFORGE.NETのFolder Size for Windowsダウンロードサイトで"DOWNLOAD"をクリック(図1)、次に表示される画面において、2.4の"Download"をクリックする(図2)。