「お弁当なんて、コンビニで買うものでしょ?」「手作り弁当なんて、高校時代、お母さんが作ってくれたのを食べたのが最後」という、お弁当作りビギナーさんでも、ポイントさえ押さえれば、お弁当作りは簡単です。主婦がお弁当を作る場合には、前夜のうちに下ごしらえをしたり、晩ご飯のおかずをリメイクしたりするものですが、ビギナーさんの場合には、朝の準備だけでOK。前の晩からあれこれ用意する必要はありません。
ラクラクお弁当作りのポイントは次の5つ。
- 前夜のうちにやるべきことは、ただ1つ。お米を研いで炊飯器のタイマーをセットするだけ。
- 電子レンジの活用でスピードアップ。
- フライパン使用はまとめて1回。
- 卵+食材で1品。
- ふりかけ常備で、ごはんをおいしくいただく。
今どき男子のリアル弁当
お弁当作りは難しいことではありません。その証拠に、実は、今、20代男子の間でじわじわとお当作りが広がっているのです。今どき男子(会社勤務・26歳)のリアル弁当をご紹介します。
■鶏もも肉のケチャップ炒め
鶏もも肉、じゃがいもの細切り、玉ねぎスライスをフライパンで炒め、ケチャップ、塩、こしょうで味つけ。
■ブロッコリーのマヨあえ
耐熱容器にブロッコリーを入れラップをして1分加熱。マヨネーズをかけて完成。
■豚肉ソテー
フライパンで豚こまを炒める。しょうゆ、酒、砂糖で味をつける。または中華ゴマドレッシングなど好みの味のドレッシングでもOK。水菜の上に乗せ、生野菜もたっぷりと。
■めんたいこmix炒り卵
溶き卵1個分にめんたいこを混ぜ、炒り卵にする。
■そぼろ弁当
まずは、溶き卵1個分で炒り卵を作る。次にフライパンは洗わずそのままで、鶏ひき肉を炒め、砂糖、しょうゆ、酒で味をつける。きぬさやを電子レンジで加熱し、細切りにしてトッピングして完成。
村越克子(むらこしかつこ)
フリーランスライター。学習院大学文学部心理学科卒業。編集会社を経て、フリーに。主婦を読者対象とした生活情報誌を中心に執筆。家計のやりくりに奮闘する全国の主婦を取材し、節約に関する記事を数多く手がける。執筆協力に『綱渡り生活から抜けられない人のための絶対! 貯める方法』永岡書店