また、製品展示ではIONのデモ機も注目の的だった。デモ機に用いられたのは発表時にも紹介のあったボックスタイプのリファレンスPC。USB外付けBlu-rayドライブを接続し、デュアルリンクDVIで30インチワイド液晶(2560×1600ドット)に出力したデモが行われていた。Blu-rayを再生した状態でAtom CPUのCPU使用率は約40%前後、消費電力は30W近辺で推移している。

IONにBlu-rayドライブと30インチモニタを繋いだデモンストレーション。これまで高性能CPUを必要としてきたフルHD再生がコンパクトなIONで実現できる

Blu-ray再生中でも消費電力は30W前後

2チップ構成による基板サイズの小ささやライバルと比べて10倍というグラフィックス性能、HD再生支援機能など搭載製品が"出てくれば"おもしろいIONプラットフォーム。NVIDIAによれば「もう少し」で何らかのアクションが発表される見込みとのこと