ダンスは覚えるまでが大変
リリィ「サーガの練習だとダンスが大変ですね」
ユウキ「すごかったよね」
リリィ「もう右手と右足が両方前に出るみたいな」
ルイズ「一緒に出ちゃうよね」
リリィ「でも、運動神経は悪くないんだよ」
ルイズ「そうなんだ?」
ユウキ「私もカラオケボックスの練習ではリリィちゃんに教えてもらっていたぐらいで、飲み込んじゃえばできるんですよ」
リリィ「覚えが良くないんですよ。動けるんですけど、覚えるまでに時間がかかるんです」
ルイズ「歌も上手いので、リズムも全然問題ないんですけどね」
リリィ「でも、リズムを後にとっちゃうクセがある……」
――歌は上手いんですね
ルイズ「歌はすっごい上手いです」
ユウキ「上手いよね」
ルイズ「カッコイイ声も出せるし、甘ーい可愛い声も出せるんですよ」
ユウキ「幅広いですね」
ルイズ「普通に話しているときはのんびりした感じなんですけど、歌を歌うとカッコイイですね」
リリィ「ただのおっさんですよ(笑)」
本当はボケだけどツッコミ役
ルイズ「だんだん付き合いが長くなってきて、デレてきてるところとか好きですね(笑)」
リリィ「デレてないですよ」
ルイズ「たまにちょっかい出してくれるのが、可愛いです」
ユウキ「私はリリィちゃんのツッコミ役になってくれるところとか、拾ってくれるところが大好きです。私は基本ボケなので、ツッコミがいないと成り立たないんですよ。だから私とリリィはコンビかなって(笑)」
ルイズ「でもリリィも本当はボケだよね」
リリィ「うん」
ルイズ「リリィもボケだけど、仕方なく……」
ユウキ「仕方なくなんだ……」
ルイズ「サーガはツッコミが少ないんですよ」
ユウキ「ルイズもツッコミなので、この3人の組み合わせは最高なんですよ。2人が突っ込んでくれる(笑)」
ルイズ「ごめん、そこでニヤニヤしないで」
ネガティブ星には定期券で……
ルイズ「サーガの9人のメンバーの中でやりとりするための掲示板があるんですけど、リリィは、率先して書き込んでくれたり、忘れていた連絡事項をまとめてメールしてくれたりとか……」
リリィ「心配性なんですよ」
ルイズ「自分から率先してやってくれるんですよ」
リリィ「わかっているのにやらなかったことによって、何かが起こったらって思うと……」
――それが自分の責任みたいに思えるわけですね
リリィ「まちがいなくネガティブ星にいっちゃいますね……」
ユウキ「リリィは面倒くさいな(笑)」
リリィ「本当に難しいんだよ」
ルイズ「私たちを頼って、もっとこき使ってもいいのに、全部自分でやろうとしちゃうのが、偉かったり、もうちょっと頼ってくれてもいいんだよって思ったり」
リリィ「何か流されていくのを見ると、心配になるじゃん」
ルイズ「とにかく心配性なんです」
ユウキ「心配性っていうのは、すごくそのことをまじめに考えているからだし、私たちのことを考えてくれての心配性なので、そういうところはみんな理解しているし、ありがたいなって思います」
ルイズ「でも、考えすぎてネガティブになるのはよくない」
――とにかく直したほうがいいのはネガティブなところ?
ルイズ「ネガティブ星にいく回数を減らしてほしいですね」
ユウキ「たぶん、回数券で行ってるよね」
ルイズ「ね」
ユウキ「定期券かもしれない」
ルイズ「けっこう
リリィ「そのマイルでポジティブ星にいけないかな?」
ルイズ「ポジティブ星に行ってほしいです」
リリィ「でも、ポジティブ星にいったらウザがられるだろうなー」
――ウザいんですか?
リリィ「私、テンションが上がると、すごくウザくなるんですよ」
――それはユウキさんくらい?
ユウキ「私はウザくありません!」
リリィ「私、お兄ちゃんがいるんですけど、それで男ノリみたいな感じになっちゃうんですよ。だからタイプはちがいますね。だから面倒くさいので出さないようにしているんですけど……」
ルイズ「さらけ出せばいいのに」
リリィ「ウザいよー、かなりウザいよ。一人でボケツッコミとか始めちゃうんですよ」
ユウキ「それはちょっと見てみたいかも」
リリィ「それだけは見せられない……」
ルイズ「まだまだ隠している姿がありそうです」
ユウキ「これからリリィちゃんの赤裸々な姿が、ドンドンさらけ出されていくわけですよ」
ルイズ「今はメンバーが9人いるから、隠れようとしているよね」
ユウキ「そうだね」
ルイズ「みんなの個性が前に出ているのを見守っている感じですね」
リリィ「後ろにいくのが好きなんだもん」
ユウキ「そんなポジションでいいのかな?」
リリィ「おばちゃんはしっかり見守っているから」
ユウキ「おばちゃんなんだ(笑)」