アリアは"菌"好きのお姫様!?

コヒメ「アリアちゃんは動物じゃなくて、"菌"に萌えてるんですよ」

――菌!?

アリア「細菌とか微生物が好きなんですよ」
コヒメ「この前も、流しで採取した菌を自宅に持って帰って顕微鏡で覗いてみたとか、それを写真に撮って『可愛いでしょ』って見せられたりとか……」
アリア「可愛いのに」
コヒメ「全然、誰も理解できないんですよ」
アリア「みんなこの可愛さがわからないんですよ」
コヒメ「普通にパンダを好きになろうよ」
アリア「無理無理」
ミュー「ネコさんとかいいじゃん」
アリア「嫌だよ」
ミュー「嫌なんだ……」
アリア「まあ、よく見たら……、あ、やっぱりダメだな」
ミュー「ひどーい」
コヒメ「こうやって基本、上から目線なんですよ」

――アリアさんは、動物嫌い?

アリア「嫌いじゃないですよ。普通に可愛いと思います。でも可愛いと調教したくなるじゃないですか」
コヒメ「出たー、Sキャラ」
アリア「別にSじゃないですよ。普通です」
コヒメ「この『普通です』っていうのも、計算なんです。本当は『そうよSキャラよ』って言いたいんですよ」

――アリアさんは女王様キャラ?

コヒメ「女王様というよりはお姫様キャラですね」

――お店でもこういう感じですか?

コヒメ「常連の先輩方になると、アリアちゃんのこういう裏の黒い部分もわかってきて、『それ計算なんじゃない』って指摘される方もいらっしゃるのですが、そういうのもすべて受け入れちゃうんですよ」
アリア「あ、そうですよって」
コヒメ「すべて計算なんですよ。すべて掌の上。だからアフィリア・サーガ公式の色紙にも、自分のことを「甘黒」って書いてます」
アリア「甘くて黒いんです」
コヒメ「公式で裏表キャラなんです」
アリア「私はいつも自然体のつもりなんですけどね」
ミュー「どっちもあってのアリアちゃんだと思う」
コヒメ「そうね。第一印象を一回崩されてからは、それがアリアちゃんだなって思ってます」

――裏表キャラが公式というのもすごいですね……

コヒメ「あと、アリアちゃんはすごくおいしいんですよ」
アリア「おいしい?」
コヒメ「キャラが立ってて、面白いから、いいなあって思います。うらやましいくらいキャラが立ってますからね。頭もよくて、ちゃんと空気も読めるし」
アリア「わー、うれしいな」
コヒメ「でしょ、ちょっと褒めたよ(笑)」
ミュー「空気を読める能力もあり、お菓子とかも詳しいし、料理もできるし……。何でもできるところが本当にすごいなって。素敵だし、悩ましいです」
アリア「悩ましいは余計だよ(笑)」


ドSキャラ全開!? さらに新ジャンル登場

コヒメ「ときどき、いや、いつもだな、アリアちゃんはチョコレートスティックを持ってきて、先輩を叩くんですよ」
アリア「ちがう、あれは撫でてるの」
コヒメ「撫でてるの? けっこうペシペシって音がしてるよ」
アリア「勢いよく撫でてるの」
コヒメ「先輩を叩いたり、後輩を叩いたり……」
アリア「全部、愛情表現だよ」
コヒメ「でも、痛いんだよね……。拒絶すると、なぜかそれを喜んでいるものと解釈して、さらにエスカレートするんですよ」
ミュー「そうだね」
アリア「え? 違うの?」
コヒメ「違うよー。私ドMじゃないもん」
アリア「そっか、ドMの上なんだ」

――極M?

コヒメ「ちがいます」
ミュー「新しいジャンルだ」
コヒメ「Mなのはユウキちゃんだよ」
アリア「Mをいじめても面白くないじゃないですか。喜ばれると、何か自分が尽くしているみたいで……」
ミュー「役に立っちゃったみたいな?」
アリア「泣かせたいじゃないですか」
コヒメ「こわいよ~」
ミュー「こわいね」
アリア「コヒメさんはよく泣くもんね」
コヒメ「私はMじゃなくて、『L』です」

――また新ジャンルが……。サイズにこだわりますね

ミュー「撮影のときに、黒ネコのぬいぐるみの"のん様"をお供に連れていくんですけど、もうアリアちゃんは苛め放題なんですよ。逆さまにされたり、尻尾を持ってブラブラされたり……
アリア「のんちゃんは喜んでいるよ」
ミュー「喜んでいるのなら、止めたほうがいいんじゃない?」
アリア「あ、そうか。じゃあ、喜びを超えるくらいまで頑張ってみようかな」
ミュー「これからは肌身離さず持ってることにします……」


のん様が照れ隠しの犠牲に!?

ミュー「レコーディングのときは見てないのですが、出来上がった曲のソロの部分を聞いたら、アリアちゃん、すごく可愛かったです」
コヒメ「『アニメ天国』でワンフレーズだけ放送されているのを観たよ」
アリア「私観てない」
コヒメ「でもあれって、何か微妙なところが使われてるよね。私なんか思いっきり音を外しているところが使われてて……。もうちょっとマトモなところを使ってほしかった」
アリア「コヒメさんはいつもダメなんじゃないの?」
コヒメ「あ、ひどーい」

――さっき上手いといっていたはずですが……

コヒメ「あれも計算だったんだね。アリアちゃんの歌は……、じゃあ、"ひどい"で(笑)」
アリア「じゃあって」
コヒメ「踊りもじゃあ、"ひどい"で(笑)。アリアちゃんの踊りは、なんか可愛い感じだよね」
ミュー「乙女っぽいよね。アリアちゃんは公式の練習にあまり参加できないので、人一倍頑張ってるんだなって思います」
コヒメ「レコーディングも1日しかないときがあったよね」
ミュー「忙しいからね」

(いきなりアリアが机の上ののん様をはたく)

ミュー「えー、なにやってんの!!」
アリア「ちょっとお水を飲もうとしたら手が行き過ぎちゃって……」

――今のはアリアさんの照れ隠しですね

ミュー「なんだツンデレか」
アリア「デレないよ。私はツンツンツンツンデレ、ツンツンツンくらい」
コヒメ「一応デレはあるんだ。デレの部分を見たことないよ」
ミュー「見たい」
アリア「見せるわけないじゃん。別にツンのつもりもないんですけどね。当てはめるならツンです」