インターネットを利用した健康管理および食に関するカウンセリング事業を展開するドクターキッチンはこのほど、管理栄養士によるカウンセリング付きダイエットプログラム「メタボコーチ」を発売した。夕食用のデリ5日分に教材、食事の運動のガイドラインがセットになっており、価格は24,800円。ドクターキッチンオフィシャルサイトにて販売中だ。

「メタボコーチ」商品イメージ

「メタボコーチ」はメタボリック症候群を予防したいと考える中年男性をメインターゲットにしたプログラムで、以下の3つの内容から構成される。

  • 管理栄養士による診断後、1カ月間の食事と運動を指導
  • 医師や管理栄養士、シェフらが共同で開発した低カロリーの食事セットを宅配
  • 健康的な食生活を送るためのガイドブックを使いながら、肥満やカロリーに対する知識や判断力を養う

生活習慣病であるメタボリック症候群

「メタボコーチ」の発表会では、同社取締役副社長で医学博士の山口康一氏が次のようにコメントした。「メタボリック症候群患者とその予備軍は、現在、日本に2,800万人弱存在するとされています。これほどまでに数が多いのは、メタボリック症候群が生活習慣病で、それまでの人生で積み重ねてきた習慣を自分ひとりで変えていくのはなかなか難しいからです。例えば急に外食回数を減らそうと思っても、なかなか実行できないものです。ですから、プロのカウンセリングや食事の宅配により、習慣を少しずつ変えていくダイエットプログラムが、いま求められているのです」。

「メタボコーチ」に付く夕食用デリのイメージ。これらメニューの中から5日分がセットとなる

さらに「メタボコーチ」の発売と同時期に、神奈川・横浜にある中華街の人気店「横浜大飯店」にて、同社が栄養・カロリー面を監修した「専務の肉まん」(1個280円)の販売をスタートした。

商品名にある"専務"とは、「横浜大飯店」の専務であり総料理長である石浦恵三さんのこと。「筍、キャベツなどの野菜類や春雨をたっぷり使った肉まんで、真ん中から半分に割ると、中の肉も一緒に半分に割れるほどあんが柔らかいのが特徴です。単品で食べても、たんぱく質、脂質、炭水化物のバランスがとれているので、安心して食べられます」と同発表会で石浦さんは説明している。