3.5インチHDDの容量がついに2TBに

500GBプラッタの製品が登場するようになり、時間の問題と見られていた容量2TBのHDDが、ついに発売となった。初の2TBモデルはWestern Digital製の「WD Caviar Green WD20EADS」で、価格は35,000円前後。現在、同社の1TBモデルは8,000円前後で売られているので、これは"ご祝儀価格"と言えるが、初の2TBモデルということで人気が出そうだ。すでに、RAID用に2個購入していったツワモノもいたとか。

2TB一番乗りはWestern Digitalの「WD Caviar Green WD20EADS」

インタフェースはSATAで、32MBのキャッシュを搭載するモデル

記事で大容量化の流れを振り返ってみると、Seagateの1.5TBモデルが登場したのが2008年10月で、その前の1TBモデル(HGST製)は2007年3月。およそ2年間かかって容量が倍増したことになる。

M/BとVGAの新製品は少なめ

マザーボードの新製品は、GIGABYTEの「GA-G41M-ES2L」。Intel G41チップセットを搭載するLGA775の製品で、価格は8,000円前後。バックパネルI/Oにパラレルとシリアルがあるという点が、今どきのマザーボードとしてはちょっと珍しい。

GIGABYTEの「GA-G41M-ES2L」

バックパネルI/O

グラフィックスカードでは、ELSAの「ELSA GLADIAC GTX 295」が新発売。NVIDIAのGTX 295を搭載する製品としては後発となるが、仕様はリファレンス準拠で、特に変わった点はないようだ。価格は63,000円前後。

ELSAの「ELSA GLADIAC GTX 295」