海底探索から火星まで「Google Earth 5.0」betaで行く

タイムバーを使って変化を見るタイムマシン機能

「Google Earth 5.0」では、時系列に合わせた地上の写真を見ることができる。時系列は場所ごとに異なっており、主に1990年から2008年の間にとられた写真が中心だ。中にはサンフランシスコのように50年前の写真を見ることができる場所もある。これらの機能によって都市の開発状況や海面後退や氷河後退などの自然環境などの観察もできる。

使い方は、メニューから「表示」→「過去のイメージ」を選択するかツールバーの右から7番目の時計マークのアイコンをクリックすると左上に目盛りつきのスライダーが表示される。この目盛りの数が見ることができる過去のイメージになる。スライダーの矢印をドラックして動かすと時間ごとのイメージを見ることができる。上部にある三つのボタンを活用しても同様の操作が可能だ。真ん中のボタンをクリックすれば画像を連続再生できる。

下の例は六本木の国立新美術館の建設の様子を1997年から2009年の間スライドさせて見たもの。国立新美術館がどのように作られていったのかを時系列で確認することができる。