ここまで、プリインストールされたアプリを紹介してきたが、ちょっと趣向を変えてtype Pを使うにあたって便利なサービスを紹介しよう。
type Pを長期間使用していて思ったのは、屋外でのインターネットへの接続の必要性だ。600gというどこにでも気軽に持って行ける重量なので、どこでも気軽にブラウジングがしたくなるのである。ワイヤレスLANサービスへの加入は必須であろう。
そこで便利なのが、「ワイヤレスゲート」だ。というか、筆者はこれを使っている。
ワイヤレスゲートは、いくつかのワイヤレスLANスポットを縦断して使うことができるサービス。それでいて、月額基本料210円+1日299円と低価格なのがウリだ。使えるワイヤレスLANスポットは「BBモバイルポイント」「エキLANスポット」「成田空港エアポートネット」「livedoor Wireless」「羽田空港ビッグバード無線LAN」の5つ。さらに追加料金を支払えばフレッツスポットも使用できるようになる。
こうしたワイヤレスLANサービスのほか、イーモバイルなどを利用するのもアリだ。というか、そうしたサービスがないと、どこへでも気軽に持って行ける可搬性と4.5時間というバッテリ駆動時間がもったいない。
また、今回試用したようなワンセグモデルではなく、2月14日に発売されたワイヤレスWANモデルを使うという手もある。これならば、回線速度の問題はともかく、場所の制約は限りなくなくなる。また、ワイヤレスWANモジュールにはGPS機能も付属しているので、前出のPlaceEngineとともにさらに詳細な現在位置の把握が可能となる。
ここまで紹介したアプリ&サービスを駆使すれば、さらにtype Pを活用できることだろう。
■仕様 | |
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型番 | VAIO type P VGN-P70H |
CPU | Intel Atom Z520(1.33GHz) |
チップセット | Intel US15W |
メモリ | 2GB |
HDD | 60GB |
光学ドライブ | なし |
グラフィックス | チップセット内蔵 |
ディスプレイ | 8型ウルトラワイドUWXGA(1,600×768ドット) |
オーディオ | Intel High Definition Audio、ステレオスピーカー |
ネットワーク | IEEE802.11b/g/n |
USB2.0×2、ヘッドホン出力(ステレオミニジャック)×1、Bluetooth、メモリースティックDuoスロット×1、SD/SDHC/MMCスロット×1 | |
サイズ/重量 | 約W245×D120×H19.8mm/約634g |
OS | Windows Vista Home Basic |
ソフトウェア | Microsoft Office Personal 2007ほか |
付属品 | ACアダプタ、取扱説明書、スティックポインターキャップ(予備用×2)ほか |
直販価格 | 99,800円 |