日本釣用品工業会は13日~15日まで、釣り具や釣りの関連企業による展示会「国際フィッシングショー2009」を「パシフィコ横浜展示ホール」(神奈川・横浜)で開催中。昨年と同様に「フィッシングはエコロジーなスポーツなんだ! 」をテーマにしており、エコロジー標語の公募や表彰なども行っている。第14回目を迎えた今年は、バイヤーズ・プレスデーを廃止して初日の午前中から一般入場者を迎え入れており、老若男女を問わず多くの釣り愛好家が押しかけた。主催者の発表によると、出展する企業や団体は昨年より9.5%増の185とのこと。

バイヤーやプレス向けに先行して公開されていたバイヤーズ・プレスデーが廃止され、開催初日が平日にもかかわらず、開場の10時から、多くの一般入場者が訪れた

最新釣具が大集合

会場内では、釣具メーカーが出展したブースで最新の釣具が展示されている。大型釣具店でも、これほど多くの新製品が一堂に集まり、手に取って確認できることはないため、コアな釣り人の注目を集めるイベントとなっている。また、プロアングラーのトークショーやデモンストレーションを行ているブースあり、テレビ・雑誌等で活躍する憧れの名人達に会える場としても人気を呼んでいる。

「かまかつ」ブースで鮎釣りについて語る、野島玉造名人。熱心なファンや鮎師たちが、足を止めて聞き入っていた

釣り具メーカーの「アブ・ガルシア」や「バークレー」、キャンプ用品メーカーの「コールマン」の新製品などを同時に展示していた「ピュア・フィッシング」のブース

今年も巨大水槽を持ち込んでプロアングラーによるデモンストレーションを行う「ジャッカル」

最新のリールを手に取って確認できるように展示していた「シマノ」。他社のブースでも、釣り竿やリールを手に取って確認できる展示が主流だ