韓国で"100万ドルの笑顔"と呼ばれている人気俳優、キム・レウォンの最新作『食客』が、2月6日(毎週金曜 20:30~23:00 2話ずつ放送)よりWOWOWで放送スタート。主演キム・レウォンのインタビューほか、韓国で大ヒットを記録した同ドラマの魅力に迫る。

左から、キム・レウォン、クォン・オジュン、チェ・ブラム

キム・レウォンの最新主演ドラマ『食客』は、韓国SBSで昨年6~9月にオンエアされ、韓国で大ヒットを記録した人気作だ。韓国で100万部を売り上げた韓国の人気漫画家、ホ・ヨンマンの人気コミックが原作。主役に映画『マイ・リトル・ブライド』『ひまわり』のキム・レウォン、ヒロインに初主演作『犬とオオカミの時間』で成長著しいナム・サンミ、クォン・オジュン、ウォン・ギジュンらが脇を固め、韓国宮廷料理の伝統を受け継ぐ待令熟手(テリョンスクス)の座をめぐる料理人たちの熱き闘い、魅力的な男女がおりなす人間関係などを描く。

『食客』ストーリー

韓国宮廷料理の伝統を今に伝える韓国一の料亭・雲岩亭。その総料理長オ・ソングン(チェ・ブラム)は、これまでの世襲制をやめ、真に実力のある料理人を後継者にすると宣言した。後継者に名乗りをあげたのは、息子のボンジュ(クォン・オジュン)、彼の弟のように育ったソンチャン(キム・レウォン)、野心家のミヌ(ウォン・ギジュン)の3人。王からも認められた最高の料理人・待令熟手(テリョンスクス)の座を巡って、熱い料理対決が繰り広げられる。

若手韓流スターの中でも大の料理好きで知られるキム・レウォン。同ドラマの撮影3カ月前から料理学校で腕を磨いた包丁さばきは、同ドラマで披露され、代役なしの包丁さばきは見どころだ。そんなキム・レウォンたちが包丁さばきを披露する同ドラマでは、華やかな宮廷料理から地方に伝わる名物料理に斬新な創作料理まで、毎回様々な韓国料理が登場。撮影隊はその準備に時間をかけ、アワビなどの特産物を求め地方ロケを敢行したというほど。美味しい料理を口にした瞬間のイメージを、花や風景の映像で表現するなどの工夫も見逃せない。

毎回登場する料理の数々も見どころの一つ

韓国では多くの男性視聴者を引きつけ、高視聴率を記録した

また、"男の職業ドラマ"としての面白さが堪能できるのも、同ドラマの魅力だ。同じ道を志し、兄弟のように育った男たちが、自らの意地とプライドを賭けて真剣勝負をする姿に、毎回新たな感動と興奮を覚えるだろう天才料理人といわれながらも温かい心を持ち時には失敗する人間臭い主人公など、キャラクターもそれぞれいい味を出している。

次ページでは、主演を務めるキムレウォンのインタビューをお届けする。……インタビューを読む