スポーティーな印象を強調したデザイン&メニュー構成

タッチパネルと並ぶ、本機の特徴的なポイントのもうひとつは、都会でスポーツを楽しむライフスタイルを意識した端末デザインと画面デザインだろう。電話機本体は、シンプルかつソリッドなデザインにまとめ、フェイス部分にはメッシュ状の加工を施しデザインにアクセントを加えている。メニュー画面には、スポーツに役立つ機能にダイレクトでアクセスできるメニューも用意されている。このメニューでは、ランニング、ウォーキングなどのスポーツをアシストするアプリ「Run&Walk」が直接起動できるほか、待ち受け・メニュー画面に、消費カロリー/歩数/歩行距離を常時表示できる。

表面に施されたメッシュ状の加工。好みは分かれるかもしれない。サブディスプレイには、イルミサインが表示される

このほか、3種類のストップウォッチ機能を備えた「スポーツタイマー」も搭載する。サッカーやバスケットなど試合時間を測定する際に役立つ「REFEREE MODE(レフェリーモード)」、1/100秒単位でタイムの測定ができる「SPEED MODE」、ヨガや半身浴などをする際に便利な「REPEAT MODE」の3種類が選択できる。

消費カロリー・歩数・歩行距離が表示されるメニュー。健康を意識する人に役立ちそうだ

設定した試合時間を計測できる「REFEREE MODE」。ロスタイムも計測できる

背面に搭載されたカメラは有効画素数約500万画素CMOSセンサ。側面部にシャッターボタンが搭載されているが、ビューアスタイルでは、タッチ操作で撮影することができる。撮影メニューには、デジカメの「EXILIM」のようなグラフィカルなメニューを採用し、タッチパネルでも快適な操作が行えるようになっている。

ボディ背面の約500万画素カメラ。ケータイカメラとしては十分な画素数だろう

「EXILIMケータイ」にも搭載される、わかりやすいカメラ設定メニューを採用

タッチパネルを操作する楽しみと、スポーツシーンで役立つ機能性を両立

ここまでタッチパネルの操作性やスポーツシーンで役立つ機能を中心に紹介してきたが、CA001はワンセグ、約500万画素カメラ、おサイフケータイなど、昨今のトレンド機能にもほとんど対応したハイエンドモデルでもある。スポーツシーンを意識したデザインやタッチ操作の特徴を活かした機能など、さまざま特徴を備えたCA001だが、随所に"遊び心"を取り入れたカシオらしいモデルとなっている。

(小竹佑児/ゴーズ)

寸法 約W50×H109×D17.8mm
質量 約122g
連続待受時間 約260時間(加速度センサーOFF時)
連続通話時間 約220分
ワンセグ連続視聴時間 約2時間50分(DBEX OFF./イヤホン視聴時)
ディスプレイ 3.1インチフルワイドVGA(480×854ドット)液晶
外部メモリー microSDカード
カメラ 有効約500万画素CMOSカメラ