新OSとなるWindows 7のベータ版を、International CES 2009にあわせて公開したMicrosoftは、会場ブースでもWindows 7を出展。開発者などの一部を除いてこうした形でのお披露目は初めてで、来場者の注目を集めていた。
Microsoftの今回のブースは、従来のパートナーの製品を中心とした展示とは異なり、自社製品を中心に据えたブース展開。会場の入り口に近い方からInternet Explorer、Windows Live、Windows 7に始まり、Windows Mobile搭載端末をそろえたコーナーやWindows 7のMedia Center機能の紹介、Xbox 360、Zune、Windows Automotiveと同社の製品が一堂に会していた。
ちょっと面白いところでは、同社ブースを案内するディスプレイ。Windows 7上でMPFによるマルチタッチ機能を使ったものになっており、画面に指で触れてブースの説明を見せつつ、新製品の機能も紹介する仕組みだった。
初の一般公開となったWindows 7の注目度はやはり高く、多くの来場者が詰めかけていた。
また、同社ブース内には関係者向けの展示コーナーがあり、Windows 7と接続する機器が紹介されていた。
Windows 7には新たに「デバイスセンター」が追加され、外部機器との接続性が向上している。外部機器は、「デバイスステージ」に対応することでPCと接続すると、その機種のアイコンが表示され、どんな機器がつながっているか一目で分かる。
現時点ですでに対応機器が存在しており、例えばソニーの「ウォークマン」、ニコン「D90」、エプソンのワイヤレスフォトプリンターといった機器が紹介されていたが、それ以外にも周辺機器メーカーは積極的にサポートを進めているようだ。