NVIDIAのモンスターVGA、意外と安い?

もう1つ注目の新製品は、NVIDIAの「GeForce GTX 295」だ。GTX 200シリーズでは初のデュアルGPUとなる製品で、同社の新しいフラグシップモデル。価格だが、5万円台が中心と、NVIDIAのハイエンド製品としては意外と安い。それもあってか、2枚セットで買っていく猛者もいたようだ。

発売が確認できたのは、5社6モデルの製品。入荷量は少なく、ショップによっては完売となっているところもあった。製品はほとんどがリファレンス仕様(コアクロック:576MHz)だが、InnoVISIONは相変わらずオーバークロックモデルも同時に投入している。

ZOTAC製

カード本体

Palit製

カード本体

InnoVISION

早くもOCモデル

玄人志向

MSI

価格は、ZOTAC製が58,000円前後、InnoVISIONのノーマル版が52,500円~56,000円前後、オーバークロック版が54,500円~60,000円前後、玄人志向が55,500円~60,000円前後、MSIが56,000円~58,000円前後。最安値はPalit製で、こちらはドスパラ秋葉原本店で47,800円となっている。

ところでこの価格、競合のATI Radeon HD 4870 X2を意識しているのだろうが、旧ハイエンドモデルのGTX 280と差があまりなくなってしまっている。後継となるGTX 285の登場も控えており、GTX 280の値段が下がる可能性は十分ある。コストパフォーマンス重視であれば、最新の価格情報をチェックしよう。