「バラエティにも挑戦したい」
――日向さんのデビューのきっかけは?
日向「徳島のタウン誌の企画で、県内の全高校の制服を紹介するというのがあって。それに友だちに誘われて出てみたんです」
――どっちかっていうと制服の紹介がメインの企画だったんですか?
日向「そうです。たまたま学校代表で出て。それを事務所の社長が見て、スカウトされたんです」
――そのときは芸能界に興味はなかったんですか?
日向「芸能界には憧れはあったけれど、田舎だったし『そんな簡単になれるものでもないな』って思ってました。担任の先生にも『私、将来は吉本とかに入りたい』って言ってたんですけど、『夢を持つな。冗談だけにしとけよ、お前』って言われていて(笑)」
――「夢を持つな」って凄い先生ですね。「夢が叶いました」って、年賀状書かなきゃですね。スカウトされてからは、すぐに芸能界入りを決断されたんですか?
日向「就職するつもりだったので、はじめは悩みました。お母さんに相談したら『やりたいならやれば』って言ってくれて。私もやりたいなって思ったので。高校の先生は反対してたんですけど、最後には『頑張ってきなさい』って言ってくれました」
――良い先生ですね。東京に出て来てモデルの仕事を始められたわけですが、生活は変化しましたか?
日向「ガラっとは変わってないです。今まで経験したことのないこと、徳島にいたら経験しなかったようなことをいっぱいさせていただいてます。刺激が凄くあります。今まで自分が見てた雑誌にモデルとして出られるのは凄く嬉しいです。早くファッションページにバンバン出れるようになりたいなって思います」
――東京でお休みの時は、どんなふうに過ごされているんですか?
日向「平日、空いた時間は水泳をする事が多いですね。休日はオールブランを食べた後に(※日向さんの大好物だそうです)、ランニングとウォーキングに行ってます。よっぽど疲れていない限りは、毎日運動してます。あとはお買い物ですね。私、家でじっとしていられないタイプなんです。いつも『外に出たい!』って感じで(笑)」
――「お笑いと運動が大好きで、家でじっとしてられない」って日向さんの外見とは、かなりイメージが違いますね。モデルと女優のお仕事以外に、何か挑戦したいことってありますか?
日向「トークが大好きで、幼い頃から吉本にずっと憧れていたので、いつかバラエティ番組に出演してみたいです!」
――バラエティですか? それは、意外ですね。
日向「友だちにも『最初はおとなしそうだね』って言われるんです。でも、しゃべりだしたら止まらなくって……。全然印象が違うって言われます(笑)」
――確かに今日もたくさん話してくださってますしね。本当にありがとうございました。
インタビュー撮影:岩松喜平