DVDも『らき☆すた』が制す! "なのは"の強さも健在
DVDランキングはアニメや声優関連のものが中心。TVアニメのDVD化への流れは非常に加速しており、現在では放送前からDVDのリリースが告知されることも少なくない。しかも放送されたものとDVDに収録されているものが異なっていることさえ珍しいことではなくなっている。ますます増えるDVDタイトルの中で、はたして2008年を制したのは?
順位 | タイトル | メーカー | 発売日 |
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1 | らき☆すたOVA | 角川書店 / ムービック・京都アニメーション | 2008 9/26 |
2 | 魔法少女リリカルなのはStrikerS Vol.7 | キングレコード | 2008 1/23 |
3 | 魔法少女リリカルなのはStrikerS Vol.8 | キングレコード | 2008 2/27 |
4 | 魔法少女リリカルなのはStrikerS Vol.9 | キングレコード | 2008 3/26 |
5 | NANA MIZUKI LIVE FORMULA at SAITAMA SUPER ARENA | キングレコード | 2008 5/9 |
6 | 田村ゆかり Love♡Live *Chelsea Girl* | キングレコード | 2008 7/23 |
7 | ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版 | キングレコード | 2008 4/25 |
8 | らき☆すた 8 (限定版) | 角川書店 / 角川エンタテインメント・京都アニメーション | 2008 1/25 |
9 | 劇場版「空の境界」俯瞰風景 (完全生産限定版) | アニプレックス / ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント | 2008 5/21 |
10 | らき☆すた 9 (限定版) | 角川書店 / 角川エンタテインメント・京都アニメーション | 2008 2/22 |
11 | 劇場版「空の境界」殺人考察(前) (完全生産限定版) | アニプレックス / ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント | 2008 6/25 |
12 | らき☆すた 11 (限定版) | 角川書店 / 角川エンタテインメント・京都アニメーション | 2008 4/25 |
13 | らき☆すた 10 (限定版) | 角川書店 / 角川エンタテインメント・京都アニメーション | 2008 3/21 |
14 | NANA CLIPS 4 | キングレコード | 2008 7/2 |
15 | らき☆すた 12 (限定版) | 角川書店 / 角川エンタテインメント・京都アニメーション | 2008 5/23 |
16 | ギャラクシーエンジェルII Angelic Great Force! | ブロッコリー | 2008 7/22 |
17 | 劇場版「空の境界」痛覚残留 (完全生産限定版) | アニプレックス / ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント | 2008 7/23 |
18 | ストライクウィッチーズ 限定版 第1巻 | 角川書店 / 角川エンタテインメント | 2008 9/26 |
19 | CLANNAD -クラナド- 2 (初回限定版) | TBS・光坂高校演劇部 / ポニーキャニオン | 2008 1/16 |
20 | CLANNAD -クラナド- 3 (初回限定版) | TBS・光坂高校演劇部 / ポニーキャニオン | 2008 2/20 |
2008年のDVDランキングを制したのは『らき☆すたOVA』。『らき☆すた』はゲームに続いての第1位獲得となった。TV放送の終了からすでに1年以上を経ているが、TVシリーズのDVDが第8位、第12位、第13位、第15位にそれぞれランキングしているあたりからも、人気の高さは2008年になっても変わっていないようだ。
第1位の座は『らき☆すた』に譲ったものの、2007年の王者『魔法少女リリカルなのはStrikerS』も第2位から第4位を独占。『らき☆すたOVA』がリリースされなければ、連覇も夢ではなかったであろう。『なのは』と『らき☆すた』で上位7位までを独占したこの2大タイトルを超えるものが2008年に登場しなかったのは、少々残念なところでもある。
その一方で躍進といえるのが声優系の音楽DVD。水樹奈々の『NANA MIZUKI LIVE FORMULA at SAITAMA SUPER ARENA』、田村ゆかりの『田村ゆかり Love♡Live *Chelsea Girl*』といったライブDVDが、第5位、第6位にランクインしている。この両者が『魔法少女リリカルなのはStrikerS』でメインキャラクターを演じているということを考えると、やはり上位は『なのは』と『らき☆すた』で独占といえないこともないわけだが……。
2008年のビッグタイトルで、忘れてはいけないのが『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版』。初回限定(再販されたが……)という性質上、第7位にとどまったものの、きっちりと結果を残している。そのほか、「劇場版『空の境界』」がランキング上位に顔を出している点も注目。第四章となる『伽藍の洞』の発売日が調査期間後だったため前半三章までランクインとなっているが、第五章以降のリリースは2009年となる。かなり先の話となるが、2009年ランキングでも上位へのランクインは必至といえよう。
そのほか、20位以内には『ストライクウィッチーズ』や『CLANNAD -クラナド』などもランクインしているが、上位の壁は厚かった様子。『らき☆すた』『なのは』のようなビッグタイトルが姿を消す今後、はたしてどんなタイトルが秋葉原を席巻するのだろうか?