ワンクリックで名刺をデータ化して宛名作成用として使う
年賀状を作る上では、イラスト(賀状)面だけでなく、宛名面の作成も重要だ。そのためには、宛名面を作成できる「宛名職人」やオンラインソフトなどの活用して、送り先をデータベースとして登録しておくのが便利。一度、作成してしまえば、翌年からも流用できる。とはいえ、特に仕事関連の年賀状などを大量に作成しなくてはならない場合には、このデータベースを作成するのに一苦労。1件ずつ氏名や住所などをパソコン上で手入力して登録しなければならないからだ。また、一度データベースを作成したとしても、翌年には送付先の住所や部署、役職名が変更されていたり、新しく送付先を追加しなければならないこともしばしばだ。
そこで、活用したいのが名刺管理専用ソフトの「名刺万能」だ。付属のスキャナに名刺をセットし、ボタンをワンクリックするだけで専用ソフトに取り込み、名刺データを管理できる。認識率95%を誇るOCR(文字認識機能)を搭載しているので、自動で社名、部署などの項目を高い精度で効率的に取り込むことが可能で、これを年賀状制作に利用しない手はない。
同製品では、専用ソフトに取り込んだ名刺データを「アドレスブック」に書き出した上で、Vcard形式に書き出せる。そのため、Vcard形式のデータの取り込みに対応した「宛名職人」などのソフトと組み合わせることで、名刺データをそのまま年賀状のデータベースに登録できるのだ。これならば面倒な宛名面の作成の手間が省け、年賀状制作用途だけでなく、仕事場の机の上に溜まっている膨大な名刺を整理して普段のビジネスにも活用できる。
専用スキャナで名刺をデータとして取り込むことができる。高精度なOCRを搭載し、17カ国18言語の名刺を認識可能だ |
取り込んだデータは専用ソフトで手軽に管理することができ、「アドレスブック」に書き出すことで、vCard形式に変換できる |
名刺万能 for Macintosh
3万4800円
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