7人の個性豊かなメインキャラクターが織りなす人間模様!

物語のメインとなるキャラクターは7人。他にも重要な人物はたくさん登場しますが、とりあえずこの7人を予備知識として押さえておけば問題なく楽しめます。

まずは主人公であるウィリアム・アダマ。

宇宙空母ギャラクティカの艦長を務め上げ、間もなく勇退する予定だった渋いおっさん。

人類が壊滅していく中、唯一無事だった空母ギャラクティカを率いて奮闘することに。

その眼光はまだまだ現役!

ちなみに空母ギャラクティカをイメージしにくいという方はガンダムのホワイトベースを思い浮かべていただくとわかりやすいかもしれません。ただしガンダムは乗ってないので絶望度はこちらの方がはるかに上ですけど。

次にローラ・ロズリン。アダマが艦長なら、こちらは大統領です。

サイロンの攻撃で政府の主要人物が全員亡くなってしまったため、急きょ教育省長官であった彼女が繰り上がって大統領を引き継ぐことになったのですが、民間人の命を優先する方針が軍人であるアダマと折り合わず反発することに。

視聴者としてはどちらの気持ちもわかるだけにやきもきさせられます。

続いてアダマ艦長の息子であるリー・アダマ。通称アポロ。

戦闘機バイパーの飛行隊長を務める若き軍人ですが、父親であるアダマとは過去に因縁があり、素直に接することができません。それゆえか、ロズリン大統領の方針を支持し、父親の命令に従わないという場面も。

そういえば父親との因縁と聞いて思い出したんですけど、僕も8歳ぐらいの頃、クリスマスイブに「サンタさん、ミニ四駆がほしいです」と親父の顔を見ながらあざとくお願いしたところ、翌朝枕元に置いてあったプレゼントがなぜか虫メガネだったことから、しばらく親父との間に溝ができたという思い出があります。

……いやもちろん、そういうくだらない話ではなくて、もっとシリアスな確執なのでご安心くださいね。

さて、戦闘機のパイロットといえば忘れてはいけないのがカーラ・スレイス。通称スターバック。

凄腕のパイロットでアダマからも高い評価を得ているのですが、性格はかなり反抗的で男勝り。それゆえに、ときに上司とトラブルになることも……。実はナイーブな一面もあり、見ているうちにそのツンデレ具合が可愛く思えてきます。

リー・アダマとカーラ・スレイス。ほとんどデレない。だがそれがいい!

ところで、なぜ人類が一瞬にして壊滅させられたのかということについて説明していませんでしたね……。

そのものすごいワケは次項で明らかに! ――続きを読む――