64ビットに対応したキャプチャカード
Windows Vistaの64ビット版に正式対応したTVキャプチャカードが、ピクセラから発売となった。地上/BS/110度CSデジタル放送対応のチューナーを2つ搭載した「PIX-DT090-PE0」という製品。価格は24,000円~25,000円前後で、売れ行きは好調とか。
インタフェースはPCI Express x1。B-CASカードリーダーのために、合計で2スロットを使用する。PCIスロットで使いたければ従来の3波対応モデル「PIX-DT012-PP0」もあるが、こちらはチューナーは1つで、64ビットにも非対応となる。
Phenom X3に初の省電力モデル
トリプルコアCPU「Phenom X3」シリーズで初のTDP 65Wモデル「Phenom X3 8450e」が登場。動作クロックは2.1GHz、L2/L3キャッシュは1.5MB/2MB、パッケージはAM2+と、TDP以外の仕様は通常の8450(95W)と同じ。価格は10,000円前後。
65WモデルはPhenom X3シリーズでは初だが、クワッドコアのPhenom X4シリーズではすでに9350e/9150eの2モデルが発売されている。省電力版の投入が遅れたPhenom X3シリーズだが、再び注目されるきっかけとなるかどうか。なお65Wモデルとしては、動作クロック1.9GHzの下位モデル8250eもラインナップされている。
玄箱のHDD×4台バージョン
玄人志向からは、4台のHDDが搭載可能なNASキット「KURO-NAS/X4」が発売になっている。大人気となった「KURO-BOX」シリーズの上位機種に位置付けられる製品で、HDDベイが増えたほか、CPUの動作クロックもKURO-BOX/PROの400MHzから500MHzにアップしている。またシリアルポートも標準で備えた。価格は34,000円前後。
外排気タイプのRadeon HD 4830カード
HISの「H483QS512P」は、同社らしく外排気クーラーを採用したグラフィックスカード。GPUはRadeon HD 4830で、コアクロックは575MHz、メモリクロックは1,800MHzとリファレンス通り。価格はドスパラ秋葉原本店で15,980円。
DisplayPort×4のグラフィックスカード
ELSAの「NVIDIA Quadro NVS 450」は、DisplayPortコネクタを4つも搭載したグラフィックスカード。GPUにNVIDIA Quadro NVS 450(480MHz)を2つ搭載しており、PCI Expressブリッジで接続されている。パソコンショップ アークでの価格は69,800円。
DisplayPortを備えるディスプレイの種類はまだ少ないが、この製品にはDisplayPort-DVI変換アダプタが4つ付属するので、対応ディスプレイがなくても問題はない。