IEでしか見られないサイトにアクセス

それでは、さっそく「User Agent Switcher」を使っていこう。Firefoxで「Windows Update」のWebサイトにアクセスすると、図6のようなページが表示されアクセスすることができない。そこで、[ツール]メニューから[User Agent Switcher]の[Internet Explorer7]を選択し(図7)、再び「Windows Update」のサイトにアクセスする。

図6 Firefoxでは「Windows Update」のWebサイトにアクセスすることができない

図7 [Internet Explorer7]をクリックする

すると、見ることのできなかった「Windows Update」のページが見事に表示される(図8)。もちろん、実際にはユーザエージェントを装っているだけなので、このままWindowsのアップデートを行うことはできないが、ユーザエージェントが異なるという理由だけで正しく表示されないページがある場合には便利な機能である。

図8 「Windows Update」のWebサイトが表示される

「User Agent Switcher」の設定を行う際は、[ツール]メニューから[User Agent Switcher]を選択し、[Options]の[Options]をクリックする(図9)。

図9 [Options]をクリックして「User Agent Switcher」の設定を行う

[User Agent Switcher]ダイアログが表示され、「General」では、[ツール]メニューに[User Agent Switcher]の項目を表示しないように設定することが可能だ(図10)。

図10 [User Agent Switcher]ダイアログが表示される

「User Agents」を選択すると、デフォルトで用意されているユーザエージェントの一覧が表示される(図11)。

図11 利用可能なユーザエージェントの一覧が表示される