これからは"わかめ"で売ります!
同社のグラフィックスカードが採用する冷却ファンがリニューアルしている。その名も"わかめ"こと「海藻ファン」と呼ばれる特殊な冷却ファンである。どういうものかというと、各フィンがまさに"わかめ"っぽい形状をしており、その効果として、GPUで熱せられた排気エアフローが、通常のファンと比べ拡散せず、効率よく収束する。ファンの回転数を下げてもこの効果が持続するため、より静音性を高めることができるほか、うまく配置すればケース全体の熱排気の効率も向上させることができるだろう。
会場でみつけた注目展示
イベント当日に届いたばかりという、まさに最新ノートブック「EX620」。Blu-rayドライブも内蔵した高性能メディアノートだ |
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特徴はBlu-rayドライブだけでなく、例えば「Eco エンジン」などの同社独自の省電力機能も便利な機能。キーボード上部にタッチボタンが設けられていて(右写真)、そこに触れるだけでEcoモードに移行できたりするので使い勝手も上々 |
こちらはグラフィックスカードの注目製品「N280GTX HydroGen」。オーバークロック版のNVIDIA GeForce GTX 280に、同社オリジナルの薄型水冷ヘッドを搭載した超ハイエンドカード。年内に発売予定だが、数量限定になる可能性が高い |
参考展示されていた"世界初のDrMOS搭載"グラフィックスカード「N9600GT Diamond 512MB」。冷却機構は、以前こちらの製品でも採用していた同社オリジナルの"準ファンレスクーラー"「Hybrid Frozr」。さらにバックパネルにはボタン一発のオーバークロック機構「OC Button」も装備 |
「お客様大感謝祭」の定番。MSI石岡氏の(変な)改造パソコンもEclipse SLIベースにパワーアップ。今回のネタは巨大ラジエータ+冷却ファンがシステム全体を強制冷却するというもの。ラジエータ付近に設置した「D-LED2」の表示が0°に |
最後にイベントのオマケ。会場内には体験コーナーとして、Core i7搭載のEclipse SLIマシンをはじめ、MSIベースの様々な構成の自作機を用い、「SEGA RALLY REVO」のプレイブースが設けられていた。来場者は終日そこでマシンパフォーマンスを確認したり、SEGA RALLY REVOを楽しんだりといったことができたわけだが、同ブースを利用して、会場クローズドの直前、プレス対抗の「SEGA RALLY REVO大会」が開催されたので、一応報告しておきたい。
大会……と言っても、当日会場にあれほど集まっていた各社プレスのほとんどが、何故か大会開催中のみ逃亡してしまうというアクシデントがあり(一緒に来ていた筆者のボスも大会中だけ急に行方不明に。シャイな人間が多いのか!?)、参加はプレス3名+MSI三好氏の計4名だけという微妙な感じに。一方の観客は、石岡氏のプレゼンから引き続き、わりと数多く集まっていたので、哀れみの視線が痛かった。マイコミジャーナルは3位というこれまた微妙な結果でした。