Conditions 1.0の機能

「Conditions 1.0」は文字と棒グラフだけのシンプルな構成だ。機能もいたってシンプル。文字は左から「C」がCPU、「M」がメモリ、「D」が起動ディスク、「N」がネットワーク、「B」がバッテリー、「W」がWi-Fiを意味する。文字の枠にいっぱいの幅で下から上に伸びる棒グラフは、それらの現在の使用率を表している(ネットワークは受信速度、バッテリーは残量率、Wi-Fiは電波強度)。また時間経過とともに右から左へ流れる細い棒グラフは各項目の履歴を示している。

図6 シンプルで小さいので邪魔にならない。ただしおおよその「率」はわかるが、何%なのかはわからない

Conditions 1.0をカスタマイズする

小さいことは場所を取らないので利点でもあるが、見づらいという弱点もある。デスクトップの模様や壁紙にもよるが、特に履歴の棒グラフはデフォルトのままではほとんど見えない。しかし「Conditions 1.0」には豊富なオプションが用意されているので、お好みに合わせて文字、フォント、色をカスタマイズしよう。筆者がお勧めなのは棒グラフの色を薄く、履歴グラフの方を濃い色にすることだ。

図7 カスタマイズするには「Conditions 1.0」を右クリックしてメニューを出し、「ウィジェットの環境設定」を選ぶ

図8 「全般」では棒グラフの更新間隔、バッテリー・Wi-Fi表示のオン/オフ、縦並びか/横並びかを変えられる。ただし起動ディスク、バッテリーは秒単位で頻繁に更新しても仕方ないので1分毎に固定されている

図9 「テキスト」では表示する文字を変えられる。1文字でなくてもよいし、日本語だって使える

図10 「フォント」では全体に共通のフォントサイズ、透明度、そして各項目ごとのフォント種類、カラーを変えられる

図11 「Bar」では現在を示す棒グラフの透明度、背景色透明度、カラーを変えられる

図12 「History」では履歴グラフの透明度(共通)、各履歴グラフのオン/オフ、カラーを変えられる

図13 「Width」では各項目の表示幅を変えられる。「自動」をチェックすると各文字列の幅に合わせる

図14「ウィンドウ」ではこのウィジェットを「常に最前面に表示する」などの設定ができる。これはどのYahoo!ウィジェットにもあるオプションだ

図15 カスタマイズしてデスクトップいっぱいに大きくしてみた。大きくするほどPCの動作が重くなるので実用的ではない。あくまで「やればここまでできるぞ」という例