さらにカスタマイズ

さて、もう少し工夫をしてみよう。先ほどの処理で、

BrowserOpenTab();
if(window.loadURI) loadURI(getShortcutOrURI('mycom',{}));

とすると、新しいタブでWebページが開かれるようになる(図12)。

図12 新しいタブを開いてWebページを表示

普段、Firefox3で登録しているホームページを指定することで、つねに新しいタブで、いつものホームページが表示されるようになる。keyconfigでは、これ以外にも

  • タブの移動・開閉
  • 検索
  • ズーム
  • 閲覧中のWebページのaタグを作成

といったことがシートカットキーに割り当てることができる。

ショートカットキーのコンフリクトにもkeyconfig

さて、筆者も多いのであるが、Firefox3のアドオンを多々インストールしていくうちに、ショートカットキーがコンフリクト(競合)してしまうことも少なくない。そんな時にもkeyconfigを利用できる。登録されているショートカットキーにコンフリクトがあると、先ほどの図7で、コンフリクトを起こしているキーを青色で、知らせてくれる(図13)。

図13 ショートカットキーのコンフリクトを表示

このようになっていたら、別のキーアサインを行うなどの対策が必要になるだろう。CTRL-TやCTRL-Cのようなキーアサインを変更することはないと思うが、普段、使用頻度の低いショートカットキーもある。時折、keyconfigで確認をすると「忘れていた」ことに気がつくこともある。こんな利用方法も便利といえるだろう。