各ショップが"深夜イベント"を予定
対応マザーボードの展示に続いて、先週は動作デモの公開も始まったIntelの次世代CPU「Core i7」。あとはいよいよ発売を残すのみとなったが、既報のように、今週末は各ショップによる"深夜イベント"が予定されている。よく見るとどこにも「発売」とは書いていないのだが、深夜にわざわざお客さんを呼んでおいて「売らない」などということはありえないので、恒例の「深夜販売」と見ていいだろう。
ドスパラ秋葉原本店のイベント内容。アキバのイベントではもはやお馴染み、古谷徹氏によるトークショーも |
TSUKUMO eX.はうっかり(?)「深夜販売」と記載。しかし、恒例のレースクイーンは無し。仕方ないか…… |
一部のショップは、店頭やWEBでCPUおよび対応マザーボードの予価も公表している。CPUのラインナップは、上位から「965」「940」「920」となるようで、価格帯はそれぞれ11万円台半ば、6万円台前半、3万円台前半。T-ZONE PC DIY SHOPは、各10個、15個、25個と販売数まで明らかにしている。
Core i7は、従来と互換性の全くない新ソケット「LGA1366」となるため、対応マザーボードも同時に購入しないと使うことができない。今のところ、発売が予定されているのはX58 Expressチップセットを搭載する製品で、以下の8種類が店頭に並びそうだ。入荷数が少ない製品もありそうなので、どうしても欲しい製品がある人は早めに行った方がいいかもしれない。
- GIGABYTE「GA-EX58-EXTREME」
- GIGABYTE「GA-EX58-UD5」
- ASUS「Rampage II Extreme」
- ASUS「P6T Deluxe/OC Palm」
- ASUS「P6T Deluxe」
- MSI「ECLIPSE SLI」
- MSI「X58 Platinum」
- Intel「DX58S0」
TSUKUMO eX.では、GIGABYTE製の「GA-EX58-EXTREME」と「GA-EX58-UD5」のサンプル展示も行われていた。GA-EX58-EXTREMEは、水冷対応のチップセットクーラーを搭載したハイエンドモデルで、冷却や耐久性に優れた「Ultra Durable 3」設計の製品となっている。予価は4万円前後だ。
CPUクーラーやメモリは?
対応マザーボードのほかに、対応CPUクーラーも必要となることに注意。とりあえずはCPUに付属するリテールクーラーを使う人が多いと思うが、Thermaltakeからは、LGA1366用のクリップが付属した新バージョンの「V1 AX」や「Big Typhoon」も登場している。すでに持っている人向けには、V1シリーズ用のクリップ単体も発売されている。
また新プラットフォームではメモリが3chとなるために、同種類のDIMMを3枚使うのが基本だ。メモリはDDR3になるので、新規に買う人も多いと思うが、すでに各社から3枚セットが多数登場しているので、そちらを利用するといいだろう。
特別セールも要チェック
深夜販売では、ショップによっては特別セールなどがあったりするので注目だ。通常のセールよりもお得な場合が多いのだが、一例を示すと、T-ZONE PC DIY SHOPでは、Western Digitalの1TB HDDが50台限定でなんと7,000円。同ショップのセール内容については、WEBサイトを参照して欲しい。