PDFファイルをどう開くかが選択可能
それでは、さっそく「PDF Download」を使っていこう。Webページ上でPDFファイルのリンクをクリックすると図6のようなダイアログが表示される。ファイルサイズを確認して、PDFファイルをどのように扱うかを選択することが可能だ。ここで、[PDFを開く]ボタンをクリックすると、ダウンロードが行われAdobe Readerが起動してPDFファイルが開く(図7)。
また、図6の時に[ダウンロード]ボタンをクリックすれば、PDFファイルを開くことなく保存することが可能であり、[PDF Downloadを無視]ボタンをクリックすれば、「PDF Download」をインストールする前と同じ動作でPDFファイルを開くことができる(図8)。
図6のダイアログには[HTMLで表示]ボタンがある。このボタンをクリックすると「PDF Download」のWebサイトが開き、PDFファイルをHTML形式に変換して表示するが、日本語のPDFファイルの場合だと文字化けが起きたり文字が表示されなかったりして正しく変換されないようである。英語のPDFファイルの場合は、すべてというわけではないがHTML形式に変換され表示される(図9)。意味の分からない英単語などがあった時に、PDFファイルではコピー&ペーストすることができないが、HTML形式であれば可能なので、コピー&ペーストで意味を検索する場合には便利な機能だと言える。