神奈川県横浜市・パシフィコ横浜にて、11日から13日までパートナーロボットを一堂に集めた博覧会「ROBO_JAPAN2008」が行われた。

「ROBO_JAPAN2008」はエンターテインメントや生活支援といった、多用な分野での活躍が期待されるパートナーロボットを中心に据えた初の博覧会。会場には100体以上のロボットが出展され、29の企業と7つの大学&専門学区、7団体が参加した。入場者数は3日間合計で55,696人。内訳は初日の11日が14,117人、2日目の12日が21,855人、最終日の13日が19,664人となっている。

天候にも恵まれ、家族連れで賑わった場内では、パートナーロボットの展示や体験コーナーはもちろん、ロボット同士が熱いバトルを繰り広げるROBO-ONEの大会や、研究者によるセミナーなどが行われ、盛況となっていた。記事では会場の主役となったパートナーロボットたちを中心に紹介していく。

今回初めて開催された「ROBO_JAPAN 2008」。連休の3日間で約55,000人が来場した

イベント編

先日エクアドルの日本文化祭に招かれた網野梓氏&「トコトコ丸」と菅原雄介&「アフロ」が凱旋報告。治安が不安定で軍の護衛付きの道行きだったとか

動画
「トコトコ丸」のデモンストレーション。雅楽に乗せた優雅な舞はまさに日本代表?
「アフロ」のデモンストレーション。ユニークなアクションはエクアドルでも大ウケだったとか

最終日の午後には「ROBO-ONEグランプリ」が開催。ROBO-ONE戦士のなかでも選りすぐりの8体が腕を競った

一番人気は真っ赤な機体の「グレート・キングカイザー」。両腕に装備した攻防一体のカイザーブレードでこの日も優勝をもぎ取った

人気の面ではROBO-ONEと双璧を成すのがホンダの「ASIMO」。ステージともなるとご覧の人だかり!

歩く、走るといった基本動作以外にも多彩な動きが可能な「ASIMO」。ステージでもトレイ運搬やダンス、サッカーなどを披露した