Intel製の高速SSDが発売
リード時最大240MB/s、ライト時最大70MB/sという高速性能を誇るIntel製SSD「X25-M」の発売が開始された。2.5インチサイズで、容量は80GB、インタフェースはSATA。75,000円~80,000円前後という、決して安価な製品ではないが、IntelのSSDということもあってか、売れ行きは好調のようだ。
デュアルコアAtom続報
前回のレポートで、デュアルコア版Atomを搭載するIntelのMini-ITXマザーボード「D945GCLF2」を紹介したが、これがまた大ヒット。おそらく、秋葉原だけでも100枚以上売れたものと思われる。潤沢な入荷だったにもかかわらず、取材時(26日)で完売になっているショップもあった。
バカ売れ中の「D945GCLF2」。確かにお買い得感は高い(性能についてはレビューを参照) |
ファストからは、このD945GCLF2を搭載したベアボーンキット「F330」が登場している。価格はクレバリー1号店で22,968円。ケースは発売中の「A-ITX-100P080」と全く同じで、じつはバラで買うよりも少し高かったりするが(組み立て代?)、D945GCLF2が売り切れのときなどは、コチラを選ぶのもアリだろう。
IntelからさらにMini-ITXが
Q45チップセットを搭載する珍しいMini-ITXマザーボードがIntelの「DQ45EK」。Mini-ITXでは、すでにG45チップセットを搭載する「DG45FC」も発売となっているが、これとの大きな違いは、ディスプレイ出力がHDMI+DVI-IからDVI-I+DVI-Dに変更されたことだ。価格はDQ45EKの方が高く、16,500円~17,500円前後。
またマイクロATXの「DQ45CB」も同時に発売されている。こちらの価格は14,500円~15,500円前後。ディスプレイ出力は同様にDVI-IとDVI-Dになっている。
大容量電源のMini-ITX用ケース
Intelの参入により、活況を呈してきたMini-ITX市場。マザーボードが売れるようになると、当然ながらPCケースの需要も増すというわけで、現在では店頭で様々な製品を見ることができる。今週、新登場したのは、サイズの「CF-S668」という製品。これは同社としては2モデル目のMini-ITX用ケースになる。
220Wという大容量電源を搭載したのが特徴。Atomには多少オーバースペックだろうが、LGA775のマザーボードを使うようなときでも安心だ。ケースは270(W)×380(D)×100(H)mmとMini-ITX用としては大きめのサイズだが、その分、汎用性は高いだろう。ドスパラ秋葉原本店での価格は10,980円。
メモリスロットがなんと8本
一見「サーバー用か?」と思ってしまうマザーボードがMSIから登場。「P45-8D Memory Lover」というDDR2/3両対応のモデル(いわゆる"コンボモデル")で、普通、こういった製品ではどちらかが2スロットになっていたりするものだが、このモデルではDDR2/3のどちらも4スロットずつを確保、合計で8スロットの搭載となっている。
DDR2/3のメモリスロットは排他利用(DDR2は1,066MHzまでで最大16GB、DDR3は1,600HMHzまでで最大8GB)。こういったコンボモデルでは、当初はDDR2メモリを使って、安くなってからDDR3メモリに移行するのが基本だが、どちらのときもメモリ容量に妥協したくない、という人にはいいだろう。チップセットはIntel P45+ICH10R。価格は21,500円~23,000円前後。
G31でグラフィックなし?
今週は変わったマザーボードがもう1種類。ASUSの「P5KPL/1600」というATXフォームファクタの製品で、統合グラフィックのG31チップセットを搭載しながら、なぜかディスプレイ出力が用意されていない。価格は1万円弱と安いが、PCI Express x16スロットを2つ搭載しており(帯域はx16/x4)、CrossFireXにも対応している。