カラフルなMini-ITX用ケース

やたらとカラフルなMini-ITX用ケースがAbeeから発売された。「acubic C10」という製品で、なんと全部で10色ものカラーバリエーションが用意されている(店頭はチョコレートブラウン以外の9色)。「パプリカオレンジ」や「オリーブグリーン」などは、いままでのPCではあまりない色合いなので、他とは違ったPCが欲しい人には良さそうだ。

これはパプリカオレンジ。艶のあるコーティングになっている

店頭ではこの9色から選べる。チョコレートブラウンはAbeeSTORE限定

素材はアルミ製。電源は付属しないが、キューブタイプながら、通常のATX電源を内蔵できるのが特徴。ただし、電源の下にマザーボードが入るので、CPUクーラーの高さには注意したい。ドライブベイは、5インチが1つ、3.5インチ(シャドウ)が1つ。拡張スロットは、PCIスロットが1つ。価格はカラーによって、19,980円~24,980円。

背面。中央部には、通常のATX電源を内蔵できる

もうあまり暑くはないが……

もう夏も終わってしまったが、遅ればせながら、Cooler MasterのハイエンドCPUクーラー「V8」が入荷。一見するとエンジン風の本体は、中央に12cmファンを置いて、その両脇にアルミフィンが合計4層も並ぶという重厚な作りで、180Wという大きな冷却能力があるという。価格は11,500円前後。

Cooler MasterのCPUクーラー「V8」

どちらかというと下から見た方がエンジン風かも

またXIGMATEKからは、ヒートパイプ直付け型のCPUクーラー「Achilles S1284C」がマイナーチェンジで新登場。基本的には従来の「Achilles S1284」と同様のスペックだが、45nmプロセスのCPUに対応したという点が特徴。価格はクレバリー1号店で4,980円。

XIGMATEKの「Achilles S1284C」

CPU接触面はこんな感じ

水冷用には、Thermaltakeから新型のCPUヘッド「WB100」が発売となっている。水冷はCPU部分をファンレスにできるが、CPUクーラーがなくなると、VRMなどCPU周辺の冷却が十分にできなくなるというデメリットもあった。このWB100は、あえてCPUヘッドにファンを2つ搭載することで、こういった問題に対応するものだ。価格はCUSTOMで5,980円。

Thermaltakeの「WB100」

ファンで周囲を冷却する