ゼロインパクトとは?
ノートン2009の最大の特徴が、このゼロインパクトといってもよいだろう。具体的なテクノロジを紹介する。まずは、ノートンインサイトである。過去の統計やユーザーコミュニティからの情報、ホワイトリスト、SONAR(未知の脅威からリアルタイム保護)から1つ1つのファイルに安全性の重み付けをして、信頼できると判断されたファイルのウイルススキャンをパスする。結果、ウイルススキャンするファイルが大幅に削減され、定時スキャンなどの時間の大幅削減になる(図3)。
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図3 ノートンインサイト、スキャンが必要なファイルがわずか8%である |
さらに、ウイルス定義ファイルの更新時間の大幅な短縮である。ノートン2009では、パルスアップデートと呼ばれ、5～15分おきに保護機能が最新の状態に更新される。ウイルスの亜種の出現に対しても、パルスアップデートにより、PCが危険に晒される時間を最小限に留めることができるであろう。
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図4 パルスアップデート |
メモリ消費量の削減(環境にもよるが7MB以下になることもある)、クイックスキャンの高速化、インストール時間の短縮(1分程度でインストールが完了)とすべてに高速化が実現されている。
