iPhoneで手軽にゲームを作るには?
iPhone 3G(以後iPhoneと表記)が日本で発売されましたが、何かを作ってみたいという人は意外と多いのではないでしょうか。何か作るとするとAppleが提供するSDKを使わないといけないのではないか?と考えている人も多いでしょう。確かにSDKを使えばいろいろ作ることができるのでしょうけど、ちょっとiPhoneで何か作ってみたい、という人にとっては敷居が高いと言えます。
それではiPhoneでは、ホビーユーザーが何かを作るというのは難しいのでしょうか?今さら書くまでもありませんが、iPhoneにはWebブラウザであるSafari 3が搭載されています。つまり
「JavaScriptを使えば何か作れる」
ということになります。なぜ、JavaScriptかと言えばFlashがWebブラウザ上で動かないためです。今回作成するのはゲームなのですが、このようなジャンルはFlashの方が得意分野であり、無理してJavaScriptで作る必要はありません。では、携帯電話でも使用できるJAVA言語ではどうなのでしょうか。残念ながら現時点(2008年7月28日)ではiPhone上でJAVA言語は動作しません(超必殺技としてJavaScriptを使って他言語をエミュレートしてしまうという手もありますが)。
とりあえず、手軽に遊べるゲームを作成してみましょう。問題は何を作るかですが、「プチプチを潰す時間を競う」ゲームを作ってみます。プチプチというのは包装に使われる緩衝材の1つです。指で潰すと気持ちよいとされる、あの「プチプチ」です。実際にゲームを作成してみると、できることとできないことが分かるのもよいかもしれません。