Windows Mobileには標準でさまざまなアプリケーション(ソフト)が付属している。これらのアプリケーションを使いこなすことで、買ってすぐの状態でも、それなりにWindows Mobileを使いこなすことができる。ここでは、標準で付属しているアプリケーションの中でも主要なものについて、その活用方法を紹介しよう。

連絡先

連絡先は、連絡を取り合う人の名前や住所、メールアドレスなどを控えておくためのアプリケーションだ。

連絡先に相手を登録するメリットとしては、紙の手帳のように即座に相手の連絡先を確認できるということ以外に、かかってきた電話や送られてきたメールの相手が誰なのかすぐにわかる、登録した相手に即座にメールを送ることができる、といった点が挙げられる。

Professional/Classicでの起動は「スタート」から「連絡先」を選択

Standardでの起動はホーム画面で「連絡先」を選択

入力画面

連絡先には「名前」「勤務先」「部署」「役職」「勤務先連絡先」「勤務先FAX」「勤務先住所」「電子メール」「携帯電話」「Webページ」「自宅電話」「自宅住所」「誕生日」等々、非常に多岐にわたる項目が登録できる(もちろんすべてを登録する必要はない)。

Standardの連絡先の入力画面は、画面タップなしですべての登録が行えるようProfessional/Classicから入力画面に若干の変更が見られる。

Professional/Classicの「連絡先」

「新規作成」で入力画面が表示される

Standardの「連絡先」

「新規作成」で入力画面が表示される。入力画面はProfessional/Classicからレイアウトが変更されている