スライド形状・Nokia 6600 slideの本体サイズは93×45×14mm。発信/終話キーと左右の選択キーそれぞれが上下につながっているデザインがポイントだ。光沢のあるブラックボディーで、やはり外観はシンプル&スタイリッシュにまとめられている。ディスプレイはQVGA(240×320)の TFT液晶、3メガピクセルカメラを搭載する。カメラを起動するとディスプレイ表示が右に90度横転してデジタルカメラライク(横表示)なスタイルとなるが、縦表示への切り替えも可能だ。また外部コネクタは2.5mmヘッドセットジャックとmicroUSBコネクタとなっている。

Nokia 6600 slideもコンパクトなサイズ

本体は光沢あるブラックボディーでシンプルな仕上げ

側面に操作ボタンは一切無い。厚さは14mmだが数値よりも薄く感じる

カメラを起動するとディスプレイは自動的に横表示へ切り替わる

「たたいて操作」のタップ・コマンドを搭載

6600 fold、6600 slideともに日常使うには十分な機能を備えており、microSDカードスロット、ステレオ対応、Bluetooth搭載など拡張性も問題ない。また、シンプルなスタイルながらも新しい操作方法を採用している。それがタップ・コマンドだ。タップ・コマンドは本体を指先で2回たたく(ダブルタップする)ことで各種操作が可能となる。タップ・コマンドは以下の操作が可能。

  • 待ち受け時に本体をタップして時計を表示する
  • 着信時に本体をタップしてミュートモード/着信切断する
  • アラームが鳴っているときにタップして音を止める

このタップ・コマンドは同社のプレミアモデル「8800 Arte」に初めて搭載されたが、今回の2つの普及モデルにも搭載されたことで、今後は同社のミッドレンジ以上の機種で標準装備される可能性もありそうだ。

6600 foldの背面を指先でダブルタップすると時刻が表示される

6600 slideはアナログ時計表示もできる