――水沢さんのデビューのきっかけを教えてください。
水沢「私は名古屋出身なんですが、小学校5年生の時に、あるマンガ雑誌のオーディションにお母さんが応募してくれたんです。マンガに登場するキャラクターに似た女の子を探すという企画でした。そのオーデションがきっかけで、モデルのお仕事を始めることになりました。元々、洋服が大好きだったので、モデルの仕事は楽しいです」
――名古屋からはいつ東京に来られたのですか?
水沢「ちょうど1年前です。それまでは、仕事のたびに名古屋から東京に通ってました。今では東京が第二の故郷といえるくらいに大好きな街です」
――昨年からドラマの仕事も始められたわけですが、ドラマはモデルのお仕事と比べて、どうですか?
水沢「CMやドラマのお仕事は、自分の動作ひとつひとつが映像に残るので、いつも緊張しちゃいます。モデルのお仕事のときは、自分で考えて、自分で動く事が多かったのですが、ドラマでは監督さんやカメラマンさんなど、様々な人が、動きや演技の事を考えていて、とっても奥が深いです。あと、私は台本を覚えるのが凄く苦手なので、それが大変です(笑)」
東京少女 水沢エレナ
――これからの水沢さんの夢を教えてください。
水沢「今16歳なので、これからいろんな事をやりたいと思います。今、自分が出来る事に、色々挑戦していきたいです」
――お仕事以外では、どんなことに興味があるのですか?
水沢「とにかく愛犬に夢中です。シーズーの紅(べに)という名前です。あとは、料理とお菓子作りに凝ってます。一度お店で食べたものを、レシピを見ないで、自分流に作っちゃいます(笑)。ハンバーグと餃子が得意料理です」
――料理以外で、何か凝っている事はありますか?
水沢「実は先月からジムに通い始めました。ドラマは体力を使うので、体力をつけたいと思って」
――それは健康的ですね。
水沢「健康的といえば、私、野菜ジュースが大好きなんです。野菜ジュースは紙パックのものを1日に3本は飲んじゃいます(笑)」
――(笑)。では、最後に読者の方々に一言お願いします。
水沢「連続ドラマは初めてで不安もありますが、楽しみながら頑張りたいと思います。将来的には歌や演技、写真などを通して、たくさんの方々に感動や元気やパワーを贈っていけたらと思っています」
慎重に言葉を選びながら、自身の仕事や夢をしっかりと語ってくれた16歳の水沢エレナ。まずは、ドラマ『東京少女 水沢エレナ』で女優として本格的に活動を開始する彼女の魅力に触れて欲しい。
インタビュー撮影:清水敬士