今週の秋葉原はゴールデンウィーク関連の特価商材が豊富。値頃感の出た大容量ハードディスクやDDR3メモリ、休暇中をゲーム三昧にするためのグラフィックスカードなどのお買い得情報の方が新製品を圧倒している様子。新製品も豊富に登場しているので紹介しよう。

土曜日、AMDがプロント秋葉原店でイベントを開催したが、同日Phenom X3も販売を開始している。ラインアップは、Phenom X3 8750、同8650、同8450の3製品。価格はPhenom X3 8750が20000~21000円台前後、Phenom X3 8650が18000円台前後、Phenom X3 8450が16000円台前後。なかには、Phenom X3 8750が売切れ、というショップもあった。しかし全般的にはスロースタートだったようだ。とあるショップスタッフが口にしていた「パワーを求める方はPhenom X4、低価格で組みたい方はAthlon X2」というのが現状な様子。同日のイベントでは、Phenom X3の消費電力面や地デジチューナーとあわせたデュアル+1コアという使い方も提案されているので、性能と価格だけでないこのあたりのメリットを広く周知させられるかどうかが鍵だろう。

Phenom X3 3製品が登場

Phennom X3 8750のOPNはHD8750WCJ3BGH

なかには売切れのショップも

マザーボードでは、GeForce 8200を搭載したECSの「GF8200A」が登場した。同チップセットを搭載した製品としては2製品目となる。GF8200AはATXサイズの製品で、PCI Express x16のほか、x1スロット×2本、PCIスロット×3本を備えるなど拡張性が高い。DirectX 10に対応したチップセット統合グラフィックスに加え、Hybrid SLIをサポートする。なお、店頭POPによれば、Phenom対応製品だが、125WのPhenomには対応していないとのこと。

GeForce 8200を搭載したSocket AM2+マザーボード。ECSの「GF8200A」

3Dアプリケーション利用時は外部GPU、負荷の低い時には統合GPUをと切替え可能なHybrid Powerへの対応がうたわれている

店頭POPでは125W版Phenomはサポート外との表記も