東京・港区の品川プリンスホテル エプソンアクアスタジアム「ステラボール」にて19日(土)、バンダイナムコゲームス主催の「スーパーロボット大戦感謝祭2008」が開催された。シリーズ最新作の発表や豪華ゲストによるプレミアムライブの様子など、全てがアツかったこの「感謝祭」の模様をお伝えする。
この「スーパーロボット大戦感謝祭2008」に招待されたのは、倍率7倍という抽選によって選ばれた"幸運な熱き「スパロボ」ファン"約1,000名。1991年4月20日にゲームボーイ専用ソフトとして『スーパーロボット大戦』が発売されてから、今年で17年。そのシリーズは43作品を数え、販売累計本数は1,260万本を超えたとのこと。今回で6回目を迎えた「感謝祭」は、総合プロデューサーに"アニキ"こと水木一郎を起用している。
突然、和太鼓のリズムが鳴り響き、暗い会場の中にいきなりスポットライトが照らされる。そこには水木一郎が渾身の力をこめて和太鼓を叩く姿があった。足元から響く和太鼓の振動と皆の拍手や歓声で、会場の熱気がどんどん上がっていく。そんななか、いよいよ「スーパーロボット大戦感謝祭2008」がスタートした。
まず主催者側からの挨拶ということで、バンダイナムコゲームス代表取締役副社長の鵜之澤伸氏が登場。「この『スーパーロボット大戦』が生まれて17年という長い年月、そして(累計)販売本数は、ひとえにファンの皆さんのおかげだと感謝しております。そしてこの度、シリーズ最新作である『スーパーロボット大戦Z』を完全新作として始動させました。今日、このイベントには開発スタッフも来ております。皆さんからエネルギーをいただいて、さらに開発のほうも頑張り、皆さんのご期待に沿えるようなゲームを作りたいと思います」とコメント。
さらに「実は、私は以前ロボットアニメに多く関わっておりました。そうですね……『機動警察パトレイバー』などもそうなんです。今日はぜひ楽しんでいただいて、最新作『スーパーロボット大戦Z』に期待していただきたいと思います。」と語った。
そしてファンが待ち望んでいた『スーパーロボット大戦Z』の最新映像がスクリーンに映し出されると、さらに歓声があがった。2005年7月に発売となった『第3次スーパーロボット大戦α~終焉の銀河へ』から、約3年ぶりの完全新作となる。ではここで、最新作『スーパーロボット大戦Z』について触れておこう。
『スーパーロボット大戦Z』
この作品は登場するロボット、キャラクター、グラフィックス、戦闘中のアニメーションが全て一新される予定。また、ストーリーも新作となり、登場する作品は22タイトルにも及ぶという。
タイトル | 『スーパーロボット大戦Z』 |
---|---|
ジャンル | シミュレーションRPG |
発売予定日 | 未定 |
メーカー希望小売価格 | 未定 |
プラットホーム | プレイステーション 2 |
最新映像の上映後、「スーパーロボット大戦シリーズ」チーフプロデューサー・寺田貴信氏より挨拶があり、そのまま寺田氏、大張正己監督(代表作『超重神グラヴィオン』など)、水木一郎ほか、「スパロボ」では馴染みの深い声優陣(置鮎龍太郎、緑川光、かかずゆみ、杉田智和、寺島拓篤)でトークショーが行われた。特に『超重神グラヴィオン』は『スーパーロボット大戦Z』で初めての「スパロボ」シリーズ参戦とあって、監督の大張氏は感慨深げの様子。そして、いよいよ『スーパーロボット大戦Z』の"戦闘シーン"の映像がスクリーンに。キャラクターのカットイン映像のときには、一際大きな歓声が沸きあがる。またこの後、遠藤正明や相沢舞、斉藤梨絵も加わり、製作現場のレポートが伝えられた。
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