マイボトルをかばんに入れて携帯し、のどが渇いたときに飲む
駅のホームや道端などでも、のどが渇いたらちょこっと飲みたいという場合は、ワンアクションでふたが開く、飲み口付きのステンレスボトルがオススメだ。ペットボトルと同じようにキャップをまわして開けるスクリュートップだと両手が必要だが、片手で開けられるようよう工夫された飲み口付のタイプもある。また軽さとデザインにこだわるなら、アルミ一体成型ボトルを扱うSIGG(シグ)社製のラインナップだ。「トラベラー」「アクティブ」「キッズ」「ビンテージボトル」「オーバルボトル」の5シリーズでの商品展開。もっともデザインが豊富な「トラベラー」シリーズは保温保冷性はなくスクリュートップだが、フラワーモチーフのナチュラルテイストのものや、ビビッドな色使いのロック調のものなど、ファッション性が高い。他にも、保温保冷性のある「HOT&COOLボトル」や、ボディにくぼみのある「パワーグリップ」も用意されている。
「SIGGトラベラー」1500ml 3,465円、1000 ml 2,835円、600 ml 2,530円 400 ml 2,415円(写真左)。デザインが施されたタイプは600ml 2,940円(写真右) |
「SIGGキッズ」300ml 2,625円(左)。写真右は、左から「SIGG HOT&COOLボトル」500ml 5,145円、「SIGGビンテージボトル」400ml 5,040円「SIGGオーバルボトル」600ml 3,990円 |
ペットボトルの年間生産量は500mlペット172億1489万6460本分
さて、最後に少しだけ、ペットボトルの消費が環境に与える負荷を検証するデータを紹介しよう。飲料用ペットボトルの生産量(しょう油などを除く)は、2006年のデータで51万5,414トン。(出典:PETボトルリサイクル推進協議会)。これを、500mlペットボトルに換算すると、なんと172億1489万6460本。(※1)という途方もない数字になる。仮にこれを、2008年3月1日現在での人口約1億2772万人で割ると、日本人は。1人あたり年間約135本の500mlペットボトル飲料を購入し、ゴミ箱やリサイクルボックスに入れていることになる。※1 1本29.94g換算。出典:2004年度容器包装ライフ・サイクル・アセスメントに係る調査事業報告書
さらには、環境省が外部団体に委託して行った前出の調査によると、500mlペットボトル1本が生産されてから、廃棄もしくはリサイクルされるまでに排出されるCO2は、0.10789kg。これに先ほどの172億1489万6460本をかけ合わせると、飲料用のペットボトルだけで、約18億5731万6000kgのCO2が排出されていることになるのだ。
筆者は数ヶ月前からマイマグとマイボトルを1本ずつ愛用しているが、マイボトルのデザインが花見の席で話題になったり、買ってきたコーヒーの紙カップがたまってデスクが乱雑になることがないなど、使ってみてわかるよさも多い。今度の週末あたり、早速購入されみてはいかがだろうか。