今回のテスト環境は以下の通り。

CPU AMD Athlon 64 X2 Intel Pentium Dual-Core
マザーボード GIGABYTE GA-MA78GM-S2H Intel DG33BU
チップセット AMD 780G+SB700 Intel G33+ICH9DH
グラフィック ATI Radeon HD 3200 Intel GMA 3100
メモリ Corsair PC2-6400 1GB×2(EPP対応)
HDD Western Digital Raptor 150GB SATA 10000rpm
OS Windows Vista Ultimate

低価格CPUということで、Athlon/Pentiumともにマザーボードはオンボードグラフィックの製品を用意した。Athlon側は最新の780Gチップセット、Pentium側は今となってはちょっと見劣りのするG33チップセットと、発売時期がかなり異なるマザーボードではあるが、今回の主旨は「AMDとIntelの比較」ではないのでこれで良しとしたい。

GIGABYTEの「GA-MA78GM-S2H」

豊富なグラフィック出力を備える

Intel純正の「DG33BU」

こちらはアナログ出力のみ

CPUとマザーボード以外の構成は共通。メモリがCorsairのEPP対応メモリ、HDDが1万回転のWestern Digital Raptorと、CPUに対してちょっと"頭でっかち"な構成になってしまっているが、これは機材手配の都合ということでご了承願いたい。ただ、CPU以外の性能が高い分、ベンチマーク結果にはCPUの性能がより現れやすいとは言えるだろう。

使用したCorsairのPC2-6400メモリ。EPPに対応する

高速HDDの代名詞とも言えるWestern DigitalのRaptor

参考までに、この環境でのWindows Vistaエクスペリエンス・インデックスのスコアは以下のようになっていた。

CPU Athlon 64 X2 Pentium Dual-Core
4200+ 4400+ E2160 E2180
プロセッサ 4.9 5.0 4.8 4.9
メモリ 5.9 5.9 4.8 4.8
グラフィック 3.5 3.7 4.1 4.1
ゲーム用グラフィック 3.6 3.7 3.2 3.2
プライマリHDD 5.9 5.9 5.9 5.9