Web機能も標準でフルブラウザ「Opera Mobile 7.2 EX」を搭載しており、PC向けサイトも閲覧できる。また、新しい高速化サービスや「Operaサーバーサービス」によるRSSリーダー、スティッキーノート、フォトアルバム、オンラインストレージといったWebツールも利用できる。ただし、従来の「WX320K」や「WX320KR」といった機種に近く、以前のハイエンド機種「WX310K」で利用できたFlashプレイヤーには対応していない。

Webブラウザ「Opera」で「マイコミジャーナル」のトップページを表示している画面。ウィルコムの良いところは、ケータイ用サイトも同じブラウザで表示できるところ

初代「京ぽん」(AH-K3001V)のときから便利な小技として使える「ブックマークレット(Bookmarklet)」も引き続き使える

以上を振り返ると、HONEY BEEを気に入るか否かは、なんといってもそのデザインに惚れるかどうかがポイントとなる。通話に加えてメールを重視するのであれば、カメラは欲しかったなと思ったり、Javaアプリくらい搭載してればゲームもできただろうにと思ったりと欲が出てきてキリがないが、通話を主体とした電話として利用するなら、サイズも小さく、非常に快適に使える機種だと感じている。ウィルコムのキャッチフレーズである「いつも、一緒にいる感じ」ではないが、デザインが良いのでいつも持ち歩きたくなる、そんな機種なのだ。

データフォルダはタブ形式で種類ごとに表示できる。画像はサムネイル表示可能で、BMP/JPG/GIF/PNG形式の画像が表示できる

データフォルダ容量は約14MB。カメラやミュージック&ムービープレイヤーといった機能はないので十分だろう

サイズ 約42×120×9.9mm
重量 約73g
連続待受時間 / 連続通話時間 約610時間 / 約7時間
データフォルダ容量 約14MB
メール保存容量 約4MB
ディスプレイ 2.0インチQVGA(240×320ドット)全透過型TFT液晶
ホワイト / ブラック / ピンク / イエロー / ブルー