スズキブースの目玉は、参考出品のビッグスクーター「ジェンマ」だ。同名のスクーターは過去に存在したが、ショーに展示されたモデルはそれとまったく異なり、超ロングボディの新しいスクーターとして登場した。ホンダの「フュージョン」(生産終了)、ヤマハの「マグザム」の対抗モデルと考えられるが、ジェンマはやわらかいラインのデザインも手伝って、ものすごく長く見える。スペックは全長2,350mm、全幅760mm、全高1,050mm。エンジンは水冷単気筒249cc。
スズキのブースでは、ステージに「ハヤブサ1300」と「B-KING」を使ったライディングシミュレーターを設置。仮想ライディングが試せるようになっている。そのほか壇上には、昨秋の東京モーターショーで展示された「バイプレーン」が再登場。また、輸出向けの「GSX-R600」と、先日発売されたばかりの「スカイウェイブ250タイプM」が置かれている。かわいいところでは、キッズ用モトクロッサーの「DR-Z50」が参考出品車として置かれていた。