モバイルアプリケーション
モバイルアプリケーションについては、場所に依存しないサービスを提供できることが大きなメリットだ。そのためには短時間で必要なデータにアクセスできることが重要である。
Visual Studio 2008ではWindows Mobileアプリケーション開発をサポートしており、一環したモバイルアプリケーション開発ができる。携帯電話や携帯情報端末向けのクラスライブラリである.NET Compact Frameworkにも対応しているという。さらに、バックエンドシステムとの連携を強化する機能の充実を図っている。
Officeアプリケーション
近藤氏によれば、依然としてOfficeアプリケーションに対するニーズは高いという。その理由としては、ユーザインタフェースが受け入れられやすく、またユーザによるデザインが可能だという点を挙げている。もちろん、Office製品のもつ機能を活用できるという理由も大きい。
Visual Studio 2008ではこれまで単体の製品であった「Visual Studio Tools for Office」(VSTO)が統合されており、.NET Frameworkによる一貫した開発が可能となっている。同製品は最新の2007 Office systemやShare Point Server 2007にも対応しているとのことだ。
Webアプリケーション
Webアプリケーションには、さまざまなプラットフォームに対して幅広くサービスを提供できるというメリットがある。Visual Studio 2008ではASP.NET Webアプリケーションによって、多様な環境に対応したアプリケーションの高い生産性を実現する。また、WPFやSilverlightと連携することで優れたユーザーエクスピリエンスを実現できるとしている。