午後に行われた表彰式では、コンクールの最優秀賞となる内閣総理大臣賞に、第5部和文A中学生の部から愛知の高木佐知子さん、第6部和文B高校生の部から徳島の藤本花奈子さんが受賞した。

第6部和文B高校生の部で内閣総理大臣賞を受賞した徳島の藤本花奈子さん

第5部和文A中学生の部で内閣総理大臣賞を受賞した愛知の高木佐知子さん

さらに、第5部和文A中学生の部の高木さんはPFU賞、マイクロソフト賞も同時受賞。第6部和文B高校生の部の藤本さんはPFU賞、マイクロソフト賞、オデッセイ コミュニケーション賞も同時受賞した。

また、そのほか各部門1位として16名、また、2位以下参加した約140名者全員が表彰された。各部門には、文部科学大臣奨励賞、総務大臣賞、経済産業大臣賞、毎パソ特別大賞といった特別賞などが贈られた。そしてオデッセイ コミュニケーションズ賞、キヤノン賞、ジャストシステム賞、マイクロソフト賞、PFU賞、パイオニア賞、セイコーエプソン賞、日本スマートテクノロジーズ賞、東プレ賞、東芝賞などの賞品も授与された。これら個人賞のほか、最優秀学校賞に神戸学院大学付属高等学校、特別優秀学校賞に岡山市立伊島小学校が受賞した。

第1部~第5部の1位受賞者と各学校賞受賞者

第6部・第7部とII類の1位受賞者

表彰式の中で、毎日新聞社デジタルメディア局磯野彰彦局次長は「みなさんが学んだスキルは大変な財産、技術を活かして生活に役立ててほしい」、日本パソコン能力検定委員会・日本書写能力検定委員会会長吉田宏氏は「学校や土日の有効利用などで、入力の指導をしてくれるような人材になってほしい」と、タイピング文化を広める人材となってほしいとの参加者への期待を言葉にした。

毎日新聞社デジタルメディア局局次長磯野彰彦氏

日本パソコン能力検定委員会・日本書写能力検定委員会会長吉田宏氏