中国人は金色がお好き

中国人の一番好きな色、それは金色だ。日本人からみると派手すぎると感じてしまうかもしれないが、中国では全身金色の端末が普通に販売されている。会場でも中国JingPeng(金鵬)が金色を本体色のベースにしたGSM端末を展示していた。発売予定であり型番は現時点では決まっていないとのこと。本体の色が特徴的であるほかに、十字選択キーの形状や画面上部の宝石状のワンポイントなど、ユニークなデザインが面白い。この他SamsungやLGのブースでも金色モデルは常時人気を集めており、中国市場で人気を得るには本体色に金色を用意することは必須と言えそうだ。

JingPengの金色携帯電話。全体が金色と、エンジ色をあしらったモデルの2種類がある

LGのShine金色版。写真だけではなく動画を撮影する来訪者の姿もよく見られた

腕輪型や円筒型など、形状がユニークなコンセプトモデル

Coolpadは腕時計のようにはめる腕輪型や、円筒形状で回転させることで機能を選択するなどユニークな形状のコンセプトモデルをいくつか展示していた。いずれも動作はせず商品化されるかどうかも一切未定であるが、発売されれば使ってみたくなるようなデザインだろう。

腕輪型携帯。スピーカーは輪の部分にある。画面はタッチパネルで指先でタップして操作する

円筒形の携帯電話。各リング部分を回してメニュー操作や番号入力などを行うという。ディスプレイには写真のサムネイルなどを表示することも考えているとのこと

タッチパネル操作の長方形型の端末。Webや動画閲覧、TV電話時など画面の広さが必要なときは上や左右にサブ画面を引き出して画面を増やすことができる