メタルボディーのShineシリーズでは、新たなボディーカラーのバリエーションモデルが展示されていた。新機種は投入されないもののバリエーションが増え、より広いユーザーに向けて販路を広げそうだ。新色の中でもヨーロッパで発売開始されたゴールド版は、中国での展示会ということもあり来訪者の注目度が一番高かったようだ。

Shineは既存のシルバーモデルに加え、ブラック/ピンク/ゴールドの3色が加わり4色展開となる

ブラック、ピンクともに落ち着いた色合いである

中国でいかにも人気の出そうなゴールド

Shineの金属ボディーは指紋の跡がつきやすいのがやや難点。スタッフがしきりに端末表面を拭いては指紋を落としていた

3Gの新ローエンドモデルも展示

その他の一般モデルの展示では同社のローコスト3G端末、"3G for All"モデルの新製品が注目を浴びていた。「KU380」はW-CDMAとGSM 3バンドに対応したスライド式の小型端末。主なスペックは本体サイズが95×46×18.8mm・99g、画面解像度が176×220ピクセル、1.3メガピクセルカメラ、Bluetooth 1.2、内蔵メモリ10MB、microSDカードスロット、などとなっている。機能は低いがその分価格も100ユーロ台と抑えられており、3G端末としては安価な部類に属する。SIMロックありで携帯電話事業者から無料で提供される可能性もあるだろう。展示されていた製品は、ボディーカラーがブラックとホワイトの2種類あり、それぞれVodafoneとOrangeのロゴの入ったキャリア向け端末だった。年内に単体および事業者経由で発売予定とのこと。

3Gのローコストモデル「KU380」。ボディーカラーは2色が用意される

スライド式で背面に1.3メガピクセルカメラを搭載する