LGは同社の今年の顔となる「Shine」シリーズ、プラダとのコラボレーションモデルである「The Prada Phone by LG」などのファッション端末、そしてW-CDMAやGSM、CDMA端末などの一般モデル、とブース内を大きく3つのコーナーに分けて展示を行っていた。中でも注目されるのは500万画素カメラ搭載端末、Viewtyだ。

Shineを中心としたLGのブース

プラダフォンのUI+500万画素カメラ=Viewty

LGは"プラダフォン"ことThe Prada Phone by LGのデザインとUIを流用した最新のHSDPA端末「KU990」の展示を行っていた。なお展示ブースには型番であるKU990の表記は一切無く、同端末の愛称である"Viwety"の名称だけが表記されていた。同社の"Chocolate"、"Shine"のように、このKU990もViewtyという愛称で呼ぶようだ。

プラダフォンの横にViewtyの展示。ライバルSamsungのブースを意識したかのようだ

型番であるKU990の表記は一切無く、Viewtyの名称だけを表に出している

プラダフォンからは通信方式がGSMからW-CDMA/HSDPAに、カメラが200万画素から500万画素に変更された。撮影できる静止画のサイズは最大2592×1544ピクセル。またVGAで30fps、QVGAで最大120fpsの動画録画も可能だ。他には手書き入力への対応、内蔵メモリ100MBなどの機能・容量アップが見られる。デジカメとして、メディアプレーヤーとして、またファッション端末として利用できる"機能とデザインを両立させた"モデルとも言えるだろう。今月より発売予定とのこと。

UIはプラダフォンと同等のタッチパネル方式。本体サイズは若干増している

背面デザインはコンパクトデジカメのようである。最大2592x1544ピクセルの静止画を撮影可能