「Socket AM2+」マザーのサンプル
石丸電気「DOS/V工房」に、AMDの次世代CPU「Phenom」に対応するというマザーボードが登場、サンプルの展示が行われている。メーカーはASUS、製品名は「M3A32-MVP DELUXE」で、スペック・発売時期などすべて不明だが、AMDの未公表チップセット「RD790」(コードネーム)を搭載していると見られる。
「M3A32-MVP DELUXE」というマザーボードは今年のCOMPUTEXでも展示されていたが、PCI Express x16スロットの数が4つになるなど、基板レイアウトにはかなりの変更が見られる。一方で、メモリ用の冷却ユニットまで装備しているといった特徴はそのまま継承されている。
サイズのアンプがまもなく発売
今年のCeBITでも展示されていたサイズのデジタルオーディオアンプ「SDA-1000(鎌ベイアンプ)」がようやく発売されるようだ。「YAMAHA YDA138(D-3)」チップを搭載しており、「PCにオーディオ用スピーカを接続したい」といった用途に最適。5インチベイに搭載できるが、ノイズが気になるようなときは外付けとしても利用可能だ。来月7日頃の出荷を予定しており、店頭予想価格は6,980円。
久しぶりのキワモノ製品
センチュリーマイクロが開発中の「SPD PROGRAMMER」は、その名の通り、メモリモジュールのSPDを書き換えることができるというもの。SPD(Serial Presence Detect)のEEPROMにはメモリモジュールの様々なパラメータが保存されており、SPD PROGRAMMERを使って書き換えれば、クロック周波数を変えるようなことも思うがままだ。
SPD PROGRAMMERはUSB接続の機器になっており、PC上の専用ソフトから、セットされたメモリのSPDを書き換える。SPDのリード/ライトが可能なほか、ファイルへの保存、ファイルからの読込などの機能もある。万が一、システムが起動できなくなっても、保存したSPD情報を元に戻せばいいので、「メモリが使えなくなる」危険性は少なそうだ。
発売日や価格などは、「実際に発売するかどうかも含めて未定」(同社)だが、安価なUSB-IOボードを採用していることもあり、手頃な価格になりそうだ。この製品は27日(土)より、T-ZONE PC DIY SHOPにて展示が行われる予定。