外部のツールと連携

ダウンロードソフトなど、インストールした時にIEの右クリックにメニューが追加されるものがあります。Syleraでは、それと同じように、リンク先をダウンロードソフトでダウンロードしたり、見ているページを別のブラウザで表示したりと、外部のプログラムと連携させることが可能です。外部のプログラムとの連携は、基本的にページの右クリックメニューに組み込みます。

まずSyleraにプログラムを登録しましょう。[ツール]メニュー→[設定]を選択して設定画面を開き、左のツリーから[外部プログラム]を選択します。プログラムとそのタイトルを入力します。タイトル名は、後で使うので覚えておきましょう。外部プログラムの登録ができたら[ツール]メニュー→[カスタマイズ]を選択してカスタマイズ画面を開き、メニューを追加したい場所に、「メニュータイトル = [item:引数:登録外部ツール名]」という書式で入力します。カスタマイズ画面を閉じ、Syleraを再起動させると、メニューが追加されます。

外部ツールをメニューに登録する際に使える引数は、以下の通りです。

外部ツール登録の引数

PassDocumentUri 開いているページのURL
PassLinkUri リンク先のURL
PassImageUri 画像のURL

設定画面を開き、左のツリーから[外部プログラム]を選択します。画面右側で[選択]ボタンをクリックし、登録したいプログラムを設定。タイトルを入力したら[追加]ボタンをクリックすると、外部プログラムの一覧に登録されます

カスタマイズ画面([ツール]メニュー→[カスタマイズ])を開き、メニューを追加したい場所に場所に、「メニュータイトル = [item:引数:登録外部ツール名]」という書式で入力します。今回は、ページの右クリックメニューに「IEで開く」というメニューを作成しました

カスタマイズ画面を閉じてSyleraを再起動すると、追加した位置にメニューが加わっています

自動実行拡張

FirefoxにGreaseMonkeyという有名な拡張機能があります。読み込んだウェブページをスクリプトでカスタマイズすることができる拡張機能なのですが、Syleraにもこれに似た「自動実行拡張」という機能があり、設定したサイトを開いた時に自動的にJsプラグインを実行することができます。

使用するJsプラグインは、Syleraの設定フォルダの中の、フォルダ[sylrextension]へ入れておきます。[ツール]メニュー→[設定]を選択して設定画面を開き、左のツリーから[自動実行拡張]を選択します。使用するJsプラグインとそれを実行するドメインを設定しましょう。そのサイトを開いた時に、自動的にJsプラグインが実行されるようになります。

使用するJsプラグインは、Syleraの設定フォルダの中の、フォルダ[sylrextension]へ入れておきます

設定画面を開き、左のツリーから[自動実行拡張]を選択します。画面右側で、[拡張一覧]からJsプラグインを選択して矢印キーで[自動実行拡張]へ移動させます。[対象ドメイン]で、そのJsプラグインを実行させるドメインを選択し[追加]ボタンをクリックします

カスタマイズ画面を閉じ、設定したドメインのサイトを開くと、先ほど登録した拡張機能が自動的に実行されます